令和5年度 教育目標及び事業計画
校 訓
強 正 優
教育理念
想像力と発信力を持って社会に貢献できる人の育成気高く凜とした人間性豊かな人の育成
互いを認め合い、自ら考え判断し行動できる人の育成
基本方針
常に向上心を持って自ら学び続ける姿勢を育成する幅広い教養とコミュニケーション力を高める
個人の才能を尊重し、文武両道を目指す
高い規範意識とモラルを身につけた、自立した人を育てる
教育の柱
高大一貫教育・グローバル教育・全人教育【令和5年度の目標】
「生徒が行きたくなる学校、保護者が行かせたくなる学校」を目指し、「新教育ビジョン」の改良と実現を推進する。【令和5年度の事業計画】
1.生徒の受け入れ
令和5年度入試は、目指した480人の募集定員を大幅に超え540名の入学者を確保できた。財政の改善のために必須とされる480人の定員を2年連続達成したことで、若葉高校が目指している改革の方向が生徒・保護者の支持や理解が得られていることが裏付けられた。しかし、ここで油断することなく従来通り中学校や塾への訪問活動、中学生の1日体験や保護者に対する説明会・オープンキャンパス等の各種企画内容をさらに工夫、充実させ実施する。特に今年度は共学以降の進路実績(1・2 期生)を中学校や塾に強くアピールする。また、他校の情報収集と入試動向(公立の特色化入試)に注意を払い推進する。さらに、出願形式が紙からウェブ出願へ変わるので中学校現場で混乱が起きないように配慮して進める。
2.教育
- ・教育課程の充実
- 新教育課程が1・2年生へと拡がる。特に新しく設置された科目には十分な教材研究や研修に取り組む。また、観点別評価については各教科の意見を集約しながら、他校の状況を参考にし教務が主導して実施する。今年度は全学年がiPad をもつことになるので、授業での積極的な活用を促進する。
- ・高大一貫教育の推進
- 福岡大学との高大一貫教育プログラムの検証・改善を引き続き行う。課題研究など、自ら課題を見つけその解決を目指すような取り組みは指導方法を工夫し指導する教員の負担軽減に配慮しつつ、更なる質の高い探究を目指す。同時に福岡大学での学びを支える基礎学力の定着と向上を図る。
- ・グローバル教育の推進
- コロナ禍を十分配慮しつつ、国際交流をさらに推進する。昨年度は、2年グローバルコースの語学研修をカナダで実施することができ大きな収穫を得た。また、留学生の受け入れも再開した。海外提携校の韓国新峴高等学校に加え、英語圏で1校、海外提携校の拡大を大学と協力して目指す。また、2年の修学旅行は費用の関係でやむを得ず令和5年度は国内での実施としたが、令和6年度は海外での修学旅行の実施を計画する。
- ・アクティブラーニングの推進
- アクティブラーニング=「主体的・対話的で深い学び」実現のため、教員がこれを日常の授業でスムーズに活用できるようにする。特に、今年度は全学年にタブレット端末を導入したので、授業研究を教科で活発に進める。また、導入しているアプリケーション等のスムーズな活用のためICT 研修も学期ごとに実施する。
- ・教育環境(施設・設備)の充実
- 共学に伴う教室の整備・改修や教育効果向上のために必要な施設・設備の充実を図る。また、課外活動の充実に向けた施設設備計画を策定する。
3.進路
大学入学共通テストへの対策のため、各教科教員をセミナーや研修会に積極的に派遣し教員の指導力向上に努める。また、小論文対策・志望理由書指導等に対応するため全教員を対象とした小論文研修会を実施する。高大一貫コースでは福岡大学への附属校専願推薦1希望者の基礎学力を向上させ合格者数を増加させる。関東・関西・地元の大学の指定校推薦2を利用し進路実現を目指す。S 特進・グローバルコースでは国公立大学、有名私立大学合格者数を増加させる。