長崎西高校
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[ 1 ] NAGASAKI NISHI INFORMATION January 2023
第283号 地域清掃 12月27日(月)
西高新聞
令和5年1月31日 発行 )
12月26日(月)に1・2年生で地域清掃を行いました。清掃活動を通して学校周辺で生活されている方々へ日
編集責任者 本 村 公 秀 頃の感謝の気持ちを表そうという思いで行いました。前日までは雪が降る寒さで開催が危ぶまれましたが、当日は
http://www.nagasaki-nishi.ed.jp 天気が回復し、それぞれが一所懸命に取り組みました。全部で30袋ほどの量のごみを回収しました。
NAGASAKI NISHI INFORMATION 【自律活動部 浦 史子】
令和4年度第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会
信頼され続ける学校 学びがいのある学校 居場所のある学校 私たちは12月23日から東京都で行われたウィンターカップに出
場しました。結果は、1回戦和歌山信愛高校に6051で勝利し、
2回戦東京成徳高校に5866で敗退しました。3年間を通して、
たくさんの方々の支えや応援のおかげで最後まで全力で戦うことがで
校長室から きました。ありがとうございました。今年のチームは応援されるチー
「ウサギの遊び」 ム、県内無敗、そしてウィンターカップベスト8という目標を掲げて
スタートしました。始まった頃はうまくいかないことが多かったので
校長 本村 公秀
すが、鬼塚キャプテンを中心に徐々にまとまりが出てきてインターハ
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
イの切符をつかむことができました。インターハイを経験することで
1月11日、始業式をリモートにより行い、次のような話をしました。
2023年がスタートしましたが、お正月は友人や親せきと、ゆっくりとした時間を過ごし、気持ちをリフレッ 得たチームの課題と田中先生が常日頃から一番大事に教えてくださる選手・人間としての姿の両方で成長すること
シュしたことと思います。 ができ、ウィンターカップ本戦では目標を達成することはできなかったのですが、どこのチームよりも全力で試合
1月2日、書道部が長崎歴史文化博物館で、今年もお正月のパフォーマンスを行いました。作り上げた作品には、 を楽しむことができました。これからも女子バスケットボール部の応援をよろしくお願いします。
「虎のように力強く、辛く悲しい日々も、駆け抜けた 1 年」、「それを飛び越え、新しい風をもたらす、美しき兎」、 【3年 中村 真都】
「純粋で優しい心と、闘志に燃える瞳で、夢に向かって飛躍せよ。」と、新春に元気を与えてくれる爽快な言葉が
並び、すがすがしい気持ちになります。 大学入学共通テスト激励会 13日(金)
3年生の皆さんは、冬休み期間は、自学や課外、模擬試験によく取り組みました。大学入学共通テストに向け、
職員室での質問などは、ますます熱気を帯びています。2次試験直前まで、まだまだ力が伸びますので、健康管理 共通テスト激励会を実施しました。今年度は、受験する3学年生徒および教職員が第1
に留意して、これまでの総整理を継続してください。 体育館に集まり、重村教頭先生、増田3学年主任より激励を頂いた後、3年5組の中村達
さて、今年はウサギ年。ウサギは、毛並みがフワフワしていて性質もおとなしく、つぶらでかわいい目をしてい 哉君、中尾花美さんの2名より生徒を代表して挨拶をしてもらいました。挨拶の中では、
ます。草食動物で、すばやく天敵から逃げやすいよう素早い走りと、発達した脚の筋肉によるジャンプ力は大きな これまでの3年間を振り返り、学習面だけではなく、学校行事や部活動にも懸命に励んで
特徴です。しかし、体を軽くするために、骨は、鳥並みに小さい重量で、ちょっとした衝撃でも骨折しやすくなっ
きたことや、自分たちを陰ながらに支えてくれた方々に対する感謝の気持ちが述べられま
ていることは、あまり知られていません。
した。多くの生徒にとって共通テストは受験の第一関門であり、この後行われる国公私立大学の個別試験の結果と
日本には、ウサギにまつわるたくさんの諺や慣用句があります。例えば、「二兎を追う者は一兎をも得ず」、他
にも「兎の昼寝」や「兎の逆立ち」など、どちらかといえば、人間にとって戒めの意味で使われることが多いよう 併せて合否が決まります。最後まで諦めずに第一志望合格に向けて頑張ってください。
です。これも、ウサギが出てくる格言です。 【
進路
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指導主事 福間 圭三】
「For a good life. Work like a dog. Eat like a horse. Think like a fox. And play like a rabbit.」(良い
人生のために、犬のように働きなさい。馬のように食べなさい。狐のように考えなさい。そして、うさぎのように 大学入学共通テスト・出願校検討会 14(土)・15(日)・21(土)
遊びなさい。)
ここで、ウサギは、お手本の動物として登場しています。「Play like a rabbit.」=「ウサギのように遊びなさ 1月14日(土)、15日(日)の両日に令和5年度大学入学共通テストが実施されました。今年度も本校生は
い」の意味を考えてみるため、ウサギの遊びについて調べてみると、ウサギは、頭をくるくる動かし、高速ダッシ 全員長崎大学文教キャンパスで受験しました。14日(土)の朝は、1月では珍しく気温が高く、生徒は寒さに悩
ュや高いジャンプをしたり、仲間とじゃれ合ったりするなどの遊びをするそうです。ある動物行動学者によると、 まされることなく落ち着いて試験をスタートさせることができました。両日ともに天候にも恵まれ、受験を予定し
ウサギは、ご機嫌で幸せ、楽しい気持ちの時、自然と運動遊びなどをするようです。 ていたすべての生徒が無事に2日間の日程を終えることができました。16日(月)には自己採点および判定シー
一方、ウサギにとって、この遊びは捕食者から逃れるため、必要なトレーニングの側面もあるようです。そう考 ト記入を行い、予備校等に送付し、19日(木)に結果を受け取り、各ご家庭で出願校についてご検討いただきま
えると、遊びとは生き物に先天的に備わった能力を開花させるものといえるのではないでしょうか。そして、社会 した。また、並行して、
進路
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指導部及び第3学年担任を中心に、今年度の共通テストにおける本校および生徒一人
的な動物であるヒトは、人との日常のコミュニケーションや学びによって、後天的にも能力を身に着けていくこと 一人の成績分析を行い、21日(土)には3学年を担当するすべての教職員が集まり、出願校検討会を実施しまし
ができる動物です。20歳には20歳の、60歳には60歳の、高校生には高校生の遊び、身に付ける能力がある た。今年度の共通テストは昨年度に比べて大幅に平均点が上がったこともあり、出願について慎重に検討するとと
でしょう。授業、部活動や学校行事など、普段の時間を大切にして、見えそうで見えていない、自分の可能性や能 もに、個別試験で逆転を狙うための具体的な方策についても長時間協議を重ねました。翌22日(日)に生徒は担
力を大いに開花させてください。 任と面談を行い、出願校を決定し、23日(月)から担任・副担任の点検を受けた後、受験を希望する大学に願書
では、3学期は1年間のまとめの3か月です。楽しい日もタフな日もありますが、次の学年や次のステージへの を提出しました。これまで保護者の方を中心に多くの方々に支えられてここまで辿り着くことができました。教職
ステップとなるように、有意義な高校生活を過ごしてください。新たな年を迎え、新しい気持ちで頑張りましょう。 員一同心より感謝申し上げます。試験は3月下旬まで続きますが、お子様が最後まで万全の状態で受験できますよ
う、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 【
進路
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指導主事 福間 圭三】
[ 2 ] NAGASAKI NISHI INFORMATION January 2023
学年だより ストレスマネジメント講座 17日(火)
LHRで、1学年生徒を対象に「ストレスマネジメント」講座を実施しました。本校がお世話になっているスク
第1学年 一年の計は元旦にあり ールカウンセラーの内野成美先生からストレスとの付き合い方についてわかりやすく教えていただきました。
講話を通じて、適度なストレスは自分を成長させること、強すぎるストレスに対しては適切な対処が有効である
新年を迎え今年の目標は決まったでしょうか。
ことなどを学びました。また、 友人の相談に耳を傾けることも立派なサポートであることも教えていただきまし
新学期の学年集会で、「レジリエンス」と「グリット」について話をしました。「レジリエンス」とは、困難に
た。自分だけで抱えきれない場合には、周囲の大人や相談機関に相談することなど、これからの高校生活に役立つ
出会ったときに、それにうまく適応できる能力のこと。「グリット」とは、困難な状態でもめげることなく、自ら
情報を教えていただきました。
目標に向かって最後までやり抜く力のこと。新年に立てた目標は、レジリエンスを高め、グリット力で達成してほ
今後は、学年やクラスの人と交流をはかって、相談しやすい環境づくりを意識してほしいと感じました。また、
しいと思っています。
自分自身のストレス対処法を見つけることも大切になります。いろいろ試して、自分に合うものを見つけてくださ
目標達成のためには、複数の「手」を持つことです。つまり、プランAだけでなくプランBやプランCを持って
い。 【生徒支援部 宗田 将平】
おくことが必要となります。一つダメでも次の手がある。だからまた取り組める。これがレジリエンスなのです。
すぐに「もうだめだ」となってしまう人は心が弱いのではなく、選択肢を持っていないだけなのです。立てた目標 家庭クラブ フードバンク活動
も計画通りにいくとは限りません。目標達成のための複数の選択肢を準備し、グリット力で粘り強く取り組んでく
家庭クラブ委員会が1月11日17日にフードバンク活動を行いました。フー
ださい。新学年まで、残りわずか。一日一日を大切に、将来をデザインしてください。
ドバンクとは直訳すると「食料銀行」で、食料を預かって、困っている人々に無償
【第1学年主任 宗田 将平】
で届ける活動・システム・団体のことです。冬休み前に広報活動として家庭クラブ
通信の配布、ポスター制作を行いました。また、1年生にはアンケートと「忘れら
第2学年 れているもったいない食品」の調査、寄付できる食品の提供をお願いしました。
「食
品を点検し、もったいない食品があったので食べた・寄付したい」55%、「点検
新しい年が始まりました。本年もどうぞよろしくお願いします。先日の学年集会では、共通テストまであと36 したが無かった」36%、「未点検」9%でした。今年度は36点と5箱の食品の
1日(1月17日時点)、受験に向けていよいよW76回生の番だという話をしました。充実した1年となるよう 寄付が集まり、「サステナプラザながさき」に依頼して地域の方々に届けていただ
に、自分の
進路
4
としっかりと向き合い、努力を継続してください。 きました。昨年より少し数は減りましたが、食品ロスへの意識向上の結果であれば
さて、3年生0学期といわれる3学期も残すところわずかとなっています。高校入試や行事などの関係で2・3 嬉しいことです。「これからもこまめにチェックして食品ロスを減らしたいです。」
月に授業を行う日は22日です。それ以外の日については、受験本番に向け目標を定め、その達成のために自分で (1年家庭クラブ委員)。食品を提供いただきました保護者の皆様と先生方にお礼
計画を立て、実行し学力を向上させる、いわゆる「自学力」が問われる期間となります。現在共通テストを終えて を申し上げます。ご協力ありがとうございました。
【家庭クラブ委員会 担当 原 紀子】
2次試験に向けて取り組んでいる3年生と、自分自身を重ね合わせて1年後をイメージしてみましょう。想像する
ことで取り組みが変わってくると思います。2月20日(月)24日(金)は学年末考査が実施されます。学年 自律育成部より 3学期を迎えるにあたって
最後のテストです。全力で取り組み、結果につなげましょう。 【第2学年主任 月川 希】
【未来につながる西高創りをしよう】
3学期より、「スマートフォン等の校内持ち込み許可制」と「制カバンの自由化」について試行期間を開始しま
した。これまで、生徒総会などで生徒の皆さんから多くの意見をもらっていた2つの校則について、来年度からの
第3学年 校則改訂を視野に入れて動き出しました。生徒の皆さんには1つ考えて欲しいことがあります。試行期間で、皆さ
2023年が始まりました。今年もよろしくお願いします。 んのスマートフォン等の利用
状況
1
が良好であれば、来年度より校則改訂となります。しかし、そこがゴールでしょ
1月14日(土)・15日(日)の共通テストは、特に大きなトラブルもなく終えることができました。昨年度 うか?多くの人が「違います!」と答えてくれると信じています。ゴールは、この校則改訂がどのようにして実現
大幅に難化しましたが、今年度は理科で得点調整はあったものの、全体的には標準的な難易度であったように感じ したのかが後輩に伝わり、そして新しい校則が長く続いていくこと。また、西高生が保護者・地域の方々・後輩と
なる中学生や小学生の皆さんに「西高生は好いよね!」と感じていただき、温かい声援をいただける存在であるこ
ます。
と。これが1つのゴールなのではないかと思います。そのためには、学校外での使用方法が非常に大切になります。
共通テスト後は、自己採点、面談、出願と慌ただしい日々が続きました。ほとんどの生徒が出願を終え、いよい 新しい「西高生のスマートフォン等の使用マナー4原則」の意味を考え、公共の場での立ち振る舞いに気を付けて
よ個別試験に向けての準備に全力を注ぎこむことになります。不安や焦りを抱えているお子様が多いようですが、 下さい。
「自分が今なすべきことは何か?」を見極め、地道に努力を積み重ねていくことでしか目標に近づくことはできま また、清掃活動についても個人で見つめ直してもらいたいと思います。先日実施した学校評価アンケートの中に
せん。最近は便利な世の中になりましたのでさまざまな勉強法があります。しかし、「学問に王道なし」です。自 「西高は美化活動が活発ですか。」という項目がありました。生徒の肯定意見(4または3)は82.1%で目標
分で手を、頭を動かして勉強するしかありません。受験勉強は地道な努力の大切さを改めて気づかせてくれるもの としていた90%に届きませんでした。自律育成部としては残念です。美化活動は「その場をきれいにする」と「き
です。 れいな場所をきれいに維持する」がテーマです。「その場をきれいにする」は目標もはっきりするので努力しやす
早いもので高校生活も残りわずかとなりました。最後までお子様の
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実現に向けて尽力していきたいと思いま く、西高生にとっては得意な分野です。一方、「きれいな場所をきれいに維持する」は日常のことであり、いつも
意識しておくべきことです。ゴミを出さない、自らの身の回りの整理整頓をする。これは周囲への配慮でもあり、
すので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 【第3学年主任 増田 裕和】
きれいにする以上に大事なことです。美化活動についても良い伝統を生徒全員で創り、未来へ受け継いでいって欲
しいと思います。 【自律育成部主任 前田 敦広】