宮崎南高校
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【令和4年度 宮崎県立宮崎南高等学校 学校関係者評価】
※4段階評価(4:期待以上 3:ほぼ期待どおり 2:やや期待を下回る 1:改善を要する)
自己評価
学校関係者評価
評価項目 具体的な方策 成果◎と課題▲ 項 総 次年度以降の改善策 評 価 コメント
目標 目
別 合 項目別 総合
■55分授業 ◎実施5年目 基礎基本の定着や深い学びに繋 ・生徒募集のためのブランデ
1 学力向上 ・放課後の有効活用 がるよう工夫した授業を展開できている ィングには内なるブランディ
◎「南セミナー」の早期実施 ・ICTの利活用を通じ先生 ングが大切だと思われる。「南
13年間を見通した 国数英の難関講座 1,2年 16:30 方の負担軽減を模索 高スタイル」で南高校が何を
南高スタイルによ ■シラバス・学習評価方法 ◎新シラバスを年度当初に生徒に提示 ・新学習指導要領対応は年次 目指すのかを明らかにして、
る教科指導の充 ・新学習指導要領対応 ▲計画通りに進んでいるか、活用が十分か等は 進行でR6年度に完成するた そのことを全教職員で共通理
実 随時点検が必要 め、実態に即した評価方法そ 解されることを希望する。
◎学習評価についての研修実施(4月) の検証を行う必要がある
・各学年に応じた ■自然学級(1年生) ◎GTZ(対外模試学力到達度)の普通科平均 ・各種指標を参考にしながら ・授業研究と授業評価なくし
きめ細かな指導 が上昇 成果の確認を続ける て「真の学力向上」はないと
体制の確立 ■南模試(1・2年生 9月・1月) ◎大学入学共通テストを見据えた問題作成に時 3.2 3.4 考える。「生徒の学力として表
・授業充実と放課 間をかけることで教師の作問力も向上 われる教師の指導力」という
後 活 用 で の 個 に ■放課後セミナー(3年生) ◎ニーズに応じた講座設定 ・難関コースは放課後セミナ ことを肝に銘じ、授業力・作
応じた指導充実 難関・標準・公務員講座等 ーの時間以外でも指導機会の 問力の向上についてなお一層
確保を図る の取組をお願いしたい。
■先進校視察 ◎茨城県や鹿児島県などの躍進・先進校を視察 ・探究活動が進路実績の向上
・水海道第一、鶴丸、加治木 3年間の指導体制、校内模試での作問力向上 につながるような視察先を検 ・デジタル採点システム導入
などの参考になった 討 の成果に期待する。
■各種通信(部・学年・教科) ◎学校ホームページ上で多くの講座受講の様子 ・在籍生徒のみならず、本校
を紹介することができた 受験希望者の増加につながる ・文理混合で(フロンティア
▲進路:月1回の発行ができない月もあった ような記事紹介に努める 科のさらなる充実を含め)こ
■次年度教育課程の検討 ◎「情報I」をR6年度3年次に設定 ・教科横断的な指導体制構築 れからの時代を見据えた学力、
・R7共通テストの「情報I」対応 R5年度2年次の「情報I」対策を検討中 学校が一体となって取り組む ハイレベルの実績達成を目指
体制を模索する してほしい。
2難関校を目指す ■南セミナー(1,2年) ◎今年度は早期開講(2年6月、1年7月) 3.3 ・超難関層には2年次後半よ 3.3
生徒への組織的 ■放課後セミナー難関コース(3年) ・難関層の集団化や意識向上 り2次力養成のための個別指 ・南高スタイルの成果を検証
な指導の充実 ・放課後ハイレベル講座 ・ ◎3年生は個別指導での対応も実施 導を開始を検討 しながら、常に課題や改善策
★GTZ:Sランク以上の生 が見いだせるよう更なる指導
・ハイレベル講座 徒5名 の充実に期待する。
やチームによる指 ■ハイレベル模試 ◎1年次2回、2年次3回、3年次4回受験 ・模試受験者の追跡を行い、
導の実施 ・3年生は九大等模試に約10名が挑戦 3.5 進路判定に役立てる 3.0 ・55分授業は時間を有効に活
・鵬同窓会の支援が非常にありがたい 用する良い手段である。今後
■探究コース(フロンティア科) ◎難関層の育成に成果(設置4年目) ・検証しながら改善を図る とも推進してほしい。
・文理混合で少人数指導クラス設置 ・2年連続医学科現役合格1名、R3年度九 ・習熟度授業を数英で行うこ
州大学1名合格、R4年度九大志願者2名、 とによる文理2クラス体制の ・「情報I」の対応は大変であ
医学科志願者1名 検討 る。試験問題を見たが、難易
▲3年間を見通した一貫性のある指導の在り方 度としては思ったよりも高い。
の構築 教員側のしっかりとした対応
3 基礎 学 力定 着 指 ■スタディーサポート ◎1・2年:2回、3年:1回受験 ・面談技術や記述模試対策の が求められる。
導の徹底 (学びの基礎診断) 国数英について個別生徒の弱点発見・克服 ノウハウを継承する体制の構
→面談材料、記述模試対策に活用 築 ・授業及び授業以外等、学力
・自主学習の定着 ◎外部講師による分析会を実施 向上のため多くの手立てをと
指導と部活動との ■Classi活用 ◎欠席連絡を従来の電話連絡から切り替え(4月) ・生徒の自走力育成・個別最 っている努力は素晴らしい。
両立支援 効率的な欠席者の把握・管理が可能になった 適化につながるよう配信利用
◎Classiによる保護者・生徒連絡を各校務分掌等から を促す ・現状は、幅広い学力の生徒
直接行うことが可能 ・職員研修等を充実させ、ノウハ が入学しているのではない。
▲利用ノウハウの有無によって教員間で活用の差 ウの伝達を図る(5月開催予定) それに応じた対応が必要でご
■授業配信 ◎新型コロナウイルス感染症による出席停止の生徒に ・授業配信規定の再確認やさらな 苦労されていると想像される。
対して、各教室から授業配信を行うことができた 3.3 る検討が必要 3.5 トップ層への指導の充実も大
▲授業配信規定の理解や配信実施状況がクラス間で不 切だが、全体的な底上げも期
揃い 待している。
■デジタル採点システム ◎12月下旬にデジタル採点システムを試験的に導入 ・次年度からの本格導入に向け ・学力向上については、数字
第2回南模試(1月)から試験運用を実施 て、全職員が操作方法を把握でき 等で示すことは難しいかもし
◎生徒及び教科担任による学力分析等が容易となる るようにする対応が必要 れないが、具体的な情報がほ
◎採点業務の時間短縮 しい。難関校合格実績はまだ
→教師が生徒と関わることができる時間を確保 まだ寂しいと感じる。
■文章読解力の育成 ▲大学入学共通テストでは非常に高度な学力、 ・各教科の授業・考査、朝読
特に速読力が重要だが、その育成が十分とはい 書の時間を通じ、高度な読解
えない 力、速読力、分析力を養成す
る体制の構築
■各種模擬試験 ▲コロナ禍により未受験者数が増加 ・進路内規を改定し、効果的 ・進路指導体制というと、難
2 進路目標 →各教科による事後指導開始の遅れ な教科指導につなげる 関大学にのみ目が向きがちで
の達成 ■小論文・面接指導 ◎全教科全職員での個別指導実施 ★小論文指導研修1回実施 あるが、国公立大学で3割、
総合型選抜については7月から指導を開始 私立大学で5割の定員を学力
1 進 路 指 導体 制 の ■各種講座(放課後・土曜) ◎学年独自の工夫を講じながら講座制で実施 ・実施の有無を含め学年で検 試験以外で確保するという状
充実 討 況を踏まえ、このことに対応
■学力検討会・進路判定会 ◎1・2年:学力検討会3回実施 ・先進校の事例を取り入れ、 した進路指導体制の構築も望
・国公立大学総合 3年:学力検討会1回、進路判定会2回実施 3.5 スタディサポート分析会も実 3.4 まれる。
型・学校
推薦
1
型選 施していく
抜 制 度 の積 極 的 ■朝補習 ◎次年度以降の体制を検討し改善 ・働き方改革や持続可能な体 ・外部の教育力を活用するこ
な活用 アンケート実施(生徒・保護者・職員) 制、高校受験者にとって真に とは時には必要ではあるが、
▲コロナ禍により欠席遅刻者が増加傾向 魅力的な体制を構築 安易に外部に頼るのではなく、
・新体制の検証を継続 教員の力量をアップさせる取
アンケートの実施等 り組みも是非お願いしたい。
■面談材料提供のための職員研修会 ▲ベネッセのFINESYSTEMやCompassを利用した ★年度当初に面談指導研修会
面談スキル獲得を目指す 1回実施 ・コロナによる模擬試験の不
2外部の教育力の ■高大連携 ◎宮崎市内の全大学と連携した探究活動(2年) ・次年度以降も継続して連携 受験者や朝補習等の不受講者
活用 ◎新規連携校…第一薬科大学 してけるように体制を維持 対応により今後の進路にも影
■出前講座・体験講座 ◎宮崎TOPセミナーやミヤダイ工学塾受講の ・本校で実施可能な講座の積 響をきたすと思われるので、
・産学官連携によ 拠点校 極的受け入れ より良き対応を期待する。
る探究活動等の ▲探究活動につながるような講話内容や人選 ・参加者増に向けて担任によ
推進 ◎九州工業大学、長崎大学、鹿児島大学の出前 る呼びかけ強化やClassi等を ・探究活動の更なる発展、MSE
講座や各種外部講座を積極的に実施・案内 利用した案内の強化 Cなどの各種発表会参加者の増
■進路講演会 ◎県立宮崎病院医師(本校OB)、ベネッセ顧 ・県進学研理事会を通じ講師 加の影響に期待している。
問、ベネッセ本県担当者、医系専門予備校講師 のバリエーションを増やす
を招聘し実施 ・県内の大学・企業やSDG
■探究活動 ◎宮崎市内の全大学と連携し探究活動を実施 ・外部企業と連携をサポート sに関わるネットワーク等と
◎大学だけでなく企業等への協力をもらいなが する企業に入ってもらい企業 の更なる連携が望ましい。
ら探究活動への取組や内容等が上昇 との連携を深める
1年…外部8団体から指導をもらい活動 ・現在の進路指導体制に高校
新たに3企業(スタディバレー株式会 受検者が魅力を感じているこ
社、キャリアリンク、i.club)から とは学校の特色として大いに
無償サポート 評価できる。
2年…企業や行政からも指導をもらい活動 3.5 3.5 3.6 3.4
▲2年普通科において外部機関と連携できてい ・全ての先生方による個別指
ない班があった 導や朝補習に取り組まれてお
◎フロンティア科1年生の1学期の「総合科学」 り、敬意を表する。今後、こ
の授業にて出前講座の講師として宮崎で活躍し れらの取組に対する分析が行
ている企業(4社)の方を招聘 われるようであるが、その結
◎視察研修にてJA宮崎経済連、龍南建設を見学 果を活用し、先生方の努力が
■外部発信・PR ◎各種報道機関からの取材、学校HPのリニュ ・本年度以上に迅速に発信で 生徒の成長に効果的に反映さ
ーアルによる発信に努めた きるように心がける れることを期待する。
◎2つの班が商品開発に取り組み街市等で販売
を行う ・コロナの影響がある中、可
◎今年初めて複数の班が協力した生徒企画のイ 能な範囲で最大限の努力をさ
ベント「みな、見においDAY!」実施 れていると思う。
地域住民に発信し多数の地域住民が参加
■各種発表会・コンクール ◎MSECフォーラムへの参加者増加 ・入学試験が多様化する中で、
・校内発表会 (R3:40名→R4:51名) それに対応する先生方の負担
◎高校生サイエンス発表会への参加者増加 は非常に大きいと想像できる
(R2:12名→R3:18名→R4:21名) が、先生方の柔軟な対応が生
◎全国高校生読書体験記コンクール入選 徒の進路目標達成に不可欠と
▲外部コンクール等への積極的な参加への啓発 も考える。常に学び続けより
一層指導力を向上させてほし
■卒業生による進学講話 ◎3年学習会に先立ち、卒業生(青山学院大学、 ★2回実施(高校総体明け、 い。
宮崎大学)により、受験生として夏場の重要性 8月)
について講話
■オープンキャンパス、外部講座への ▲職業選択、進路意識を早期に持たせ、オープ ・オープンキャンパス等参加
参加 ンキャンパスや夢ナビライブ、外部講座に自主 の動機付けや集団化を図る
的・主体的に参加させる
3 特 化 し た 進 路 指 ■ひむか共創人財育成塾 ◎ひむか共創人財育成塾(本校実施 5回) ・県事業終了後もその代替行
導 体制の確立 教師みらいコース79名登録 事の拠点校として地の利を活
ふるさと宮崎創成コース50名登録 3.5 かす 3.3
・連携大学等への ■宮崎大学・宮崎公立大学出前講座 ◎全学部より講師を招聘 1・2年生全員がL ・大学調べ、受講用プリント
進学を目指す生 HRで受講 配布など事前指導の充実
徒の育成 ▲受講態度など事前指導の必要性
■避難訓練 ◎年度初め(4月)に実施 ・実際の災害に近い形での訓 ・「南高スタイル」の一つとし
3 豊かな人 ・全校一斉の避難訓練を2回実施 新入生への避難経路周知が主目的 練となるよう内容を工夫する て「日焼けした秀才」「色黒の
間性の醸成 学年ごとに各教室から避難(コロナ対応) 受験生」ということを理想と
◎実際の避難を想定して実施(12月) 掲げて取り組んでいただきた
1安全・安心に配慮 授業時の地震を想定し各授業場所から避難 い。
した教育活動の推 ◎安全教育推進リーダー研修会に参加
進 安全教育推進校の事例が参考になった ・鵬ドリカム講座を受けての
■いのちを大切にする教育 ◎「県いのちの教育週間」に合わせて本校では初 ・実施形態については今後も 成果が見えるとより良いもの
・7/4の6限終了後15分間設定 めて実施 継続して検討する になるのではないかと思う(例
全学年同じ資料を使って実施 実施後アンケート…「いのちの大切さ」につい :看護の講座を受けた生徒の
て考える有意義な機会になった(82%) ○名中○名が看護学科に進学
■いじめ・リクエスト相談 ◎実施方法を工夫し集約が早まったため生徒へ ・早めの相談が可能となるよ した等)。
・Classiを利用(2回:6月・10月) の対応も迅速に着手できた う面談計画作成を工夫する
▲希望集約から相談実施まで時間がかかったケ ・人権や多様性、いのちの大
ースでは状況が変わっている場合もあった 切さを重視する教育、主権者
3.0 3.4 教育、およびカウンセリング
■スクールカウンセラー ◎カウンセリングによって精神的な負担が軽減 ・職員のカウンセリングのス 相談を充実させ、校則の改正
・希望生徒や保護者に対して月1回程 できたという生徒や保護者が多かった キルアップによってカウンセ 等は他校に先駆けて進めてほ
度実施 ▲希望が多く、生徒や保護者の希望通りの日程 ラー業務の補完・補充を図る しい。
とならず、長期間待ってもらうケースもあった
■生活支援員 ◎学校生活全般について、親身になって対応し ・同窓会の支援や外部団体と
・生徒1名に対応 てもらっており、当該生徒は支障なく学校生活 の連携も魅力ある特色として
・学校生活全般の支援 を送っている 大変評価できる。
▲支援の継続と教室の位置変更による対応 ・保護者を含めた協議継続
■施設設備の管理 ◎体育職員室の空調更新(R4.8.4) ・主に危険箇所改修を優先す ・「豊かな人間性の醸成」とい
・老朽化への対応と予算の確保 (故障による緊急工事) るために予算配分がされてお う素晴らしい柱を掲げておら
◎管理棟外階段の板金塗装(R4.9) り、老朽化する建物への予算 れ、本当に素晴らしい。協議
(腐食部分の板金及び塗装) 確保が非常に難しい 会の場で人権教育のことも質
◎特別教室棟北側駐輪場の撤去(R4.9) ・改修は生徒、職員の安全を 問に出たが、ジェンダーフリ
(倒壊、飛散防止、駐車場の確保) 確保する上で必要不可欠であ ーや多様性など言葉だけが先
◎外柵及び側溝蓋新設工事(R4.10) ることを訴えながら、今後も 行して、それを受け入れるた
(西宅地側 防犯、児童等転落事故防止) 粘り強く予算交渉を進める めの多面的な教育がまだ十分
◎部活動支援施設鉄骨塗装工事(R4.11) でないような気もする。大変
(鉄骨部分の錆び撤去及び塗装) ・次年度予定されている本課 な課題かと思うが努力をお願
◎グラウンド防球ネット改修工事(R4.12) 執行の工事 いしたい。
(台風等による破損 張替及び部分補修) 1受水槽の撤去工事
(R5.5工事開始) ・学校内外の資源を有効に活
▲老朽化による防水工事の要望 2武道場等の改修工事 用した取組を行っていると思
・雨漏り箇所の特定が難しいことから、業者に (R5.6工事開始) う。
頼らずドレン清掃などできるところから行 3受電施設改修工事
い、一部の解消を図った。 (R5開始 ※未確定) ・新聞等で紹介される生徒や
▲全館空調の対応(個別空調の実現) も非常に大がかりな工事とな 学校行事もあり、学校外での
・継続して要望しており、本課としても早期の るため、混乱が起こらないよ 活動も活発に行われている印
改修が必要だという認識を確認できた。 うに早期周知等を含め、適切 象を持っており、人間的な成
・油量計の改修をおこなった。 に対応していく。 長につながっていると思う。
2キャリア教育等に ■鵬ドリカム講座 ◎鵬同窓会の多大な御協力に感謝する ・講座分野の検討 また、主権者教育が熱心に行
よる人間教育の推 (卒業生によるキャリア講演) ◎生徒の進路意識向上に大きな成果 3.3 ・県高P連大会でドリカム講 3.4 われており、同世代の投票率
進 ・30講座を開講(10月) ▲講座分野、講師の確保は検討の余地あり 座の成果を活用した分科会を と比較して高い水準であるこ
実施予定 とを嬉しく思う。政治参加の
・郷土愛に繋がる ■探究活動 ◎外部団体と郷土に関する探究活動の実施 ・次年度以降も実施できるよ 意識向上が裁判員制度など社
課題研究等への ◎延岡旭小学校との探究活動の交流 うに取り組む 会や法と関わる意識の向上に
積極的な取組推 ◎ひなた探究プロジェクト(スタディバレー株 もつながってほしい。
進 式会社・UMK主催)に3名参加し地域の企業と 3.5 ★外部審査員による評価 3.5
対談 鵬DP評価:平均2.8以上
◎宮崎南小学校南っ子クラブにおいて生徒によ
る平和教育の実施
◎郷土料理の開発、販売(へべサンド、縁結び)
◎認知症サポーター養成講座開催
■県外への人口流出を防ぐ手立て ◎県内企業紹介、県内大学との連携、県内自治 ・本県の魅力を全教育活動を
体の取組紹介を各種講座を通じて実施 通じ生徒にPR
3 生 徒 の 主 体 性 を ■1年生の初期指導(FORM) ▲普通科高校生としての学習習慣・スタイルの ・先進校の事例を取り入れ、
重視した取組の推 1学習・生活に関するオリエンテー 確立 学習習慣別集会を実施
進 ションの実施 ◎学校生活への円滑な導入 ・生徒心得の新規追加内容に
◎本校生としての自覚の醸成 留意しながらの継続的実施
・生徒会活動の更 ★指導翌日の遅刻欠席0
なる活性化 ■部活動 ◎部活動の活性化と規範意識の醸成をねらいと ・実施可能な範囲での部活動
1南高部活動生プロジェクト「キャ した生徒主体での年4回の討論会の実施 生集会の分散開催
・部活動の更なる プテン会」の実施 ◎部活動生による企画運営を経た年2回の下校 ★部活動加入率90%
活性化 呼びかけ活動の実施
▲感染症による部活動生集会の中止
■校則見直し ◎生徒総会や目安箱における要望を受けた生徒 ・
「生徒心得」に明記
1要望に基づく見直し項目の選定とス 会主導での改正案の骨子の作成 3.2 ・生徒総会での提示 3.4
ケジュールに沿った円滑な検討 ▲校則見直しのプロセスの提示 ・規範意識の醸成
▲スケジュールの早期提示 ・生徒会によるクラス討議と
2クラス討議とアンケートの実施 ◎代議員及び風紀委員による合同委員会とクラ アンケートの内容の作成
ス討論会などの生徒主体の活動の実現 ★見直し満足度80%
◎生徒、保護者、職員対象のアンケートによる
幅広い意見に基づく最終改正内容の検討
▲改正後の予想される事態とその対処法に関す
る議論の深まり
■女子スラックス導入 ◎防寒や防犯といった当初の導入目的の達成 ・生徒会及び制服検討委員会
1本校のこれまでの女子制服と調和す ▲ネクタイとの着用、男子生徒の防寒対策 でのスラックス用ネクタイと
るスラックスの選定と導入 男子セーターの検討
★見直し満足度80%
■主権者教育 ◎生徒(生徒会、LHR委員会)による要項およ ・主権者として必要な資質の
1法に関する学習(統一LHR) び実施内容の作成と授業の展開 分析と実施内容の検討
▲系統性や網羅性の確保 ★本校有権者投票率80%
2模擬投票(参院選挙時) ◎生徒主体の実施…有志生徒による選挙管理
◎実投票率…参院選75% 県知事選74%
■生徒委員会活動 ◎各種委員会の定期開催…学校生活の質向上 ・全校集会、掲示物、配付物
1各種委員会の活性化 ▲クラスごとの取組のばらつき などによる全校生徒への一斉
▲総務役員選挙立候補者の減少 伝達
2役員定例会の常時開催と生徒会行 ◎生徒会行事の円滑な運営 ・引継ぎ資料の作成
事の円滑な運営 ◎学校生活の改善に向けた議論の深化 ・引継ぎ会の実施
◎生徒主体による文化祭や生徒総会、生徒会役 ★総務役員選挙立候補者数
員選挙などの行事運営 20名(定員15名)
▲生徒間での引継ぎ・伝達不足
■ボランティア活動 ◎ボランティア募集20件 ・引継ぎ資料の作成
1各種ボランティアの募集と参加生徒 (例)青島太平洋マラソン473名 ・募集方法の簡略化
への事前指導 まつり・えれこっちゃみやざき69名等 インターネット利用等
▲募集の増加による申込負担増 ★総参加者数1000名
■本校の特色ある学びの発信 ◎高校説明会…延べ31校 ★オープンスクール参加人数 ・「特色ある学校づくり」の特
4 特色・魅力 ・高校説明会 ◎授業公開…2回(6月、10月) 800名 色とは、他校がやっていない
ある学びの ・授業公開 中学校保護者の増加 ・学校説明会で参加を促す 目新しいことをやるというも
提供 ・オープンスクール ▲オープンスクール…生徒主体は好評 のではなく、「学校としてやる
参加人数(過去3年)631名→751名→672名 べきことをしっかりやる」と
○全校生徒が自信 ・学校パンフレット ◎本校の魅力をコンパクトにまとめた学校パン ・ポスター作成や学習塾訪問等に いう視点に立ったものであっ
と誇りを胸に語れ フレットを作成し各所に配付 着手できなかった点については、 て欲しい。「学校の役割」「教
る本校の特徴の充 ▲パンフレット以外の外部発信・PRとしての 計画的な準備等による改善を図る 師の役割」を十二分に果たし
実・発展 ポスター作成や学習塾訪問等に着手できなかっ ★パンフレット発行月 ていることを特色にしていた
た R4:10月中旬発行→R5:8月初旬発行 だきたい。
〈キーワード〉 ・学校ホームページ ◎ホームページデザインのリニューアル ・引き続きHPの管理体制を充実
1普通科・ 外部からスムーズに閲覧できるようなった させたい。 ・南高らしい特色ある学びの
フロンティア科 ◎学校ブログを小まめに更新(年度後半) ★校内ブログ更新数 提供が数多くあり、今後の発
255分授業 R4:月4回→R5:月10回 展が期待できる。
3文武両道 ■PTA活動の活性化 ◎コロナ禍における活動の工夫
4歴史と伝統 ・学校行事や環境整備への協力 ・奉仕活動…雨天中止も有志による実施 ・今までの探究学習・地域と
(創立61周年) ・広報活動 ・広報誌「鵬」発行…3回(7月、12月、3月) 3.3 3.3 3.4 3.4 の連携による蓄積の上に持続
5進路実現 ◎朝の交通立番指導:1回(5日間 1月) ★立番指導計画3回(各学期) 可能な社会づくりに貢献する
6教育の情報化 環境安全委員会による企画 人材を育成するコミュニティ
7PTA・鵬同窓会 ■Classiの活用拡大 ◎コロナ禍の欠席連絡ツールとして定着 ・学習指導や学級経営など他校の スクールへと進む中、南高校
8生徒が主役 ・クラウド型教育プラットフォーム ◎Classiのwebドリルや学習動画の活用 優れた活用事例を職員研修等を通 の特色をさらに明確にしてそ
9都市型 ・各部、学年、教科で多様な活用 生徒の主体的学習につながっている して職員間の情報共有を図る の魅力と実績をしっかり発信
コミュニティ・スク ◎教科連絡や課題の配信 していくことが大切だと思わ
ール ■三菱みらい育成財団プログラム ◎生徒の活動支援に活用 れる。
10地域の学校 ・コミスク活動の原資 昨年度と同等の支援が可能となっている
11探究的な学び ▲プログラムに加盟している県外の高校と生徒 ・加盟高校の教員交流会で提 ・これからもキーワードに沿
12高大等連携 交流の推進 案予定 った学びの提供と発信に期待
■地域連携・大学連携 ◎地域と連携した吹奏楽部による演奏会の実施 している。
◎宮崎市内全大学、第一薬科大学との連携
探究活動・各種講座で多面的な支援 ・全校生徒が自信と誇りを胸
◎寺子屋ボランティアの再開 に語れる本校の特徴とは何か
赤江東中生徒へ実施 について、学生さん自身が考
■図書館利用活性化 ◎SDGsコーナーの設置(R3より) ・生徒にアンケートを実施し えたことはあるのだろうか。
・利用しやすい図書館に向けた取組 ◎季節ごとのディスプレイ変更…情操教育 要望の多かった取組を実施 具体的な方策に書かれている
・生徒アンケート実施 ◎除籍本によるイベントの開催 次年度以降もこの取組を実施 取組からはあまり見えてこな
・進路、探究関係図書の充実 ◎くつろぎスペースの設置 しさらなる改善を図る い。「南高といえば○○○だよ
◎職員版図書館通信の発行 ね」と言えるような何かがあ
◎献血理解促進パネルの展示 るとよい。そのような特色を
宮崎赤十字血液センターと協力 生徒と一緒に創って取り組め
▲南の100冊(本校職員のお勧め本) ・学期ごとの読書週間で入力 る用になることに期待してい
入力の徹底ができなかった を促す る。
■ICT活用教育 ◎ICT活用授業の研修を実施 ★研究授業…各教科1回
▲活用のスキルや頻度に個人差がある ・職員研修(ICTミニ研修)を ・今後も、生徒主体の活動が
◎グーグルクラスルームを活用した授業配信や 引き続き行い、職員のICTスキ 推進されることを期待したい。
各種ソフト・アプリを活用した授業を行う先生 ル向上や校務分掌間でのICTに
方が増えた 関する情報交換を図る ・現在の志願状況を見ると、
◎COREハイ事業(R35文科省指定事業) 学校のこれまでの様々な取組
における授業配信校…工夫した遠隔授業を実施 ★研修実施数R4:17回→R5:30回 が、在校生徒やこれから本校
◎「ICTミニ研修」を開催…16回(6月) への進学を検討している中学
職員のICTスキル向上に努めた 生に求められているものなの
■一人一台端末 ◎1年…6月上旬までに個人購入端末整備を完 ・個人端末購入設定次年度計 か、その取組の良さが十分に
・探究活動での活用効果大 了し、各教科の授業で活用できた 画など、端末準備業務の流れを確 伝わっているのかについて、
・校内ガイドライン、ルールの検討 ◎2年…県貸与のタブレットを学習活用 立させ、円滑な運用に努める 今後検証をすべき状況ではな
・生徒の情報モラルの育成 ◎3年…個人所有のスマートフォン等の学習活 いかと思う。
用
▲1年…初年度のため端末初期設定等、困難な
業務状況となった
■教員志望生徒への支援体制 ◎教師みらいコースに加え、宮崎県教員ガイダ ・志望生徒集団のニーズに応
ンス、スクールトライアル(高校生版)を実施 える講演会等を継続・実施