沖縄県立真和志高等学校 校長 屋宜 宣安
 
 沖縄県立真和志高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
 
 令和5年度4月に24代校長として就任しました屋宜宣安と申します。どうぞ宜しくお願いします。
 
   首里城南苑の丘陵に位置する本校は、青々とした緑に囲まれた広大な敷地に建つ学習環境の豊かな学校として、昭
 和 41 年に開校し今年で創立 57 年目を迎えます。
 
 「自主・敬愛・実践」を校訓に掲げ、特色ある学校づくりに励み、次代を担う個性豊かで創造性あふれる有為な人材育成
 に邁進してきました。
 
 平成 10 年度には、多様な生徒の伸長を図るため、全日制普通科として県内初の単位制高校に移行しました。さらに平成
 16 年度には、普通コース・介護福祉コース・クリエイティブアーツコースを設置して多様な社会のニーズに対応できる人
 材を育成しております。また、平成 29 年度からは介護福祉コースがみらい福祉科に学科改変し、普通科・みらい福祉科
 の2学科で様々な行事や授業、実習等に励んでいます。
 
 普通科普通コースでは、90以上の選択科目の中から、興味・関心のある科目を 38 単位分選ぶことができるため、自分
 の得意分野を伸ばすことができるとともに、進学や就職など自らの進路¹希望に適した時間割を自分で組むことができます。
 また、資格取得のための様々な検定試験等にも積極的に挑戦しているところです。
 
 普通科クリエイティブアーツコースは「陶芸」「イラスト・まんが」「写真・映像」の 3 つの専攻を設けており、お互いの個性と
 自主性を尊重しながら、未来のクリエーターを目指し、日々の授業はもとより様々なコンクール等へ挑戦するなどアートに
 関する知識と技能を高めています。また毎年開催される卒業記念展では、生徒の 3 年間の学びの集大成が展示され、保
 護者や関係者から大好評を得ています。
 
 みらい福祉科では県内唯一の介護福祉国家試験受験資格認定校であり、毎年多くの国家試験合格者を輩出しておりま
 す。生徒達は沖縄県の福祉現場を支えるプロフェッショナルを目指し、日々、技術と実践力を高めています。
 
 令和 2 年度に新設された「ゆい教室」は、特性に応じた専門教育と、障害の有無にかかわらず同じ場所で学ぶ「インクル
 ーシブ教育」の両立を目指すものであります。今年度は 1 名の新入生を迎え、計 4 名の生徒が在籍しており、それぞれ
 の連携学級等においては、障害の有無を越えた創意工夫された学び、共同学習が進められています。交流及び共同学
 習を通して、生徒達は、本県の共生社会の実現を図る未来の担い手として、その資質・能力を高めています。
 
 その他にも、多くの生徒が部活動に打ち込んでおり、「介護コンテスト」や「全国手話パフオーマンス甲子園」で、九州
 一、日本一となる活躍があり、活気に満ちた学校です。
 
 本校では、これからも本校の教育目標である「自己の将来の進路²について自分で考え、判断し、自分の責任で選択出来
 るとともに、他者を尊重し思いやりのある生徒」の育成に全職員一丸となって取り組んでまいります。本校を支えていただい
 ております保護者、同窓生、地域の皆様はもちろんのこと、関係者の皆様には本校の更なる発展のため、変わらぬお力添
 えをお願いいたします。
 学校の概要
 
 
 
 
   本校は、自主・敬愛・実践を教育理念とし、昭和41年 10 月に創立されました。世界文化遺産の名所「識名園」に隣
 接する首里城南苑の丘陵にあり、広い敷地に白亜の校舎、充実した施設・設備を備え、花と緑に囲まれた学習環境に恵
 まれた学校です。
   自己の興味・関心、能力・適正や進路³等に対応し、生徒一人一人の個性の伸長を図るため、全日制普通科に県内で
 唯一「単位制」を導入し、普通コース、クリエイティブアーツコースの 2 つのコースとみらい福祉科を設置している学校で
 す。生徒は自分の進路⁴に合わせ、興味・関心のある科目を自分で選び、伸び伸びと学習活動に取り組んでいます。 ま
 た、多くの生徒が部活動に打ち込んでおり、活気に満ちた学校です。
 
 
 
 
 学校経営方針
 
 
 1.教育目標
 
   自己の将来の進路⁵について、自分で考え、自分で判断し、自分の責任で選択できるとともに、他者を尊重し、思いやり
   のある生徒を育成する。
 
 2.教育方針
 
 （1）単位制の特性を最大限にいかし、生徒一人一人の個性の伸長に努める。
 
 （2）興味・関心、能力・適正や進路⁶等に応じ、自ら学習計画を立て積極的に学習に参加する個性豊かな生徒を育成
   する。
 
 （3）自由と責任を重んじ、生活規範を自らの意思で守るとともに、自分とは異なる意見に十分耳を傾け、他社を尊重し
   思いやりのある生徒を育成する。
 
 （4）豊かな人間性や社会性を身に着つけ、時代の変化に的確に対応できるたくましい生徒を育成する。
 
 3.経営方針
 
 （1）職員一人一人の指導力を最大限に発揮し、全職員が一体となって課題解決を図る。
 
 （2）保護者や地域との連携を深め、地域に支えられ、信頼される学校を目指す。
 
 （3）各種研修会の参加を積極的に奨励するとともに、校内研修等を実施し全職員の資質向上を図る。
 校章・校訓
 
 
                                                      校 章
 
 
 
 
   台は金剛石を表し、那覇市のマークで縁をとることによりペンを象る。金剛石にペンを配したのは、金剛石は練磨されるこ
 とによって燦然と光り輝くように、生徒が学業に専念し、努力、研究することによって、内在する素質と能力が存分に啓発さ
 れ、将来、立派な人材になってほしいと祈りをこめたものである。校章に白百合を配置したのは、女子学生としての清純さ
 と、優しさの中にも気品ある気高さを念じたもので、これは戦前の女子師範、一高女の校章からヒントを得たものである。
 
 
 
 
                                                      校 訓
 
 
 
 
    自主      ： 真理を求め、情熱と知性を育み、正しい自己認識のもとに自主剛健精神を培う。
 
 
    敬愛      ： 和気藹々とした雰囲気の中で互いの人格を認め合い、敬愛協和の民主的学園を築く。
 
 
    実践      ： 志（目標）を立て、達成させるため計画性・継続性のある逞しい実践力を養う。