豊見城高校
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取得日:2024年03月23日
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令和3年 12 月 沖縄県教育委員会
3つ 〇 適切な部活動の在り方の推進 (適切な活動時間・休養日の設定)
〇 休日の地域部活動移行に向けた体制整備 (生徒の活動機会の創出、教職員の負担軽減)
の柱
〇 暴力・暴言・ハラスメントの根絶 (再発防止、人権意識の高揚)
部活動等の在り方に関する方針(改定版)【概要】
1 「本改定版」・「本取組」策定の趣旨等 4 適切な指導の実施
(1)「本改定版」・「 本取組」策定の趣旨 (1)指導における留意 点
〇 令 和3年 1月 末に 起こ った 「 本件事 案」 のよ うな ことを 絶対に 二度 と繰 り返 さ 〇 校 長及び 指導 者は 、生 徒の心 身の健 康管 理、 事故 防止及 び 暴力 ・暴 言・ ハラ
ず、子 どもの 人権 が尊 重さ れ健全 で充実 した 適切 な部 活動を 実現す るた め 、 「H30 スメン トの根 絶 に つい ての 取組を 徹底す る。
年度運 動部方 針・ H31文 化 部方針 」をひ とつ にま とめ 改定し 、策定 した 。 〇 練 習及び 練習 試合 では 、 生徒 の安全 管理 を最 優先 する。 天候の 変動 等に より
(2)「本改定版」・「 本取組」の対象範囲 生徒の 安全を 確保 でき ない 場合は 活動の 中止 や延 期、 計画の 見直し 等、 適切 に
〇 高 等学校 の運 動・ 文化 部活動 を主に 想定 し 策 定・ 適用す る。 対応す る。
〇 中 学校の 運 動 ・ 文 化部 活動に ついて も、 「本 改定 版」・ 「本取 組」 の対 象と す (2)部活動用指導手引 の普及・活用
る。 〇 中 央競技 団体 や関 係団 体の指 導の手 引を 活用 する 。
〇 小 学生が 所属 する スポ ーツ・ 芸術文 化関 係団 体等 におい ては、 「本 改定 版」 ・
「本取 組」 を 参考 に、 適切 な活動 が行わ れる よう 留意 する。 5 適切な休養日等の設定
〇 私 立学校 にお いて も、「本改 定版」・「本 取組 」を 踏まえ た適切 な運 用を お願 いす
る。 〇 高 等学校 では 、休 養日 は週当 たり2 日以 上 ( 平日 1日、 週末1 日) 。活 動時
(3)「本改定版」・「 本取組」の遵守と改革の 取組 間は平 日2時 間程 度、 休業 日3時 間程度 とし 、で きる だけ短 時間に 合理 的か つ
〇 県 立学校 は、 子ど もの 人権を 尊重し た適 切な 部活 動の指 導・運 営に 係る 体制 を 効率的 ・効果 的な 活動 を行 う 。中 学校も 上記 を参 考に 適切な 運用を お願 いす る
構築す る。 もので ある。
〇 市 町村教 育委 員会 及び 市町村 立中学 校は 、持 続可 能な運 動・文 化部 活動 の在 り 〇 高 等学校 にお いて は、 学校の 実態に より 多様 な活 動が行 われて いる こと 、競
方につ いて 再 検討 し、 暴力 ・暴言 ・ハラ スメ ント の根 絶 や指 導者の 資質 向上 等に 技種目 や芸術 文化 の各 分野 によっ て様々 な活 動形 態等 が考え られる こと を考 慮
取り組 む。 する。
〇 小 学生が 参加 する スポ ーツ 少 年団等 や芸 術文 化等 の活動 におい ては 、「 休養
2 望ましい部活動の在り方 日は週 当たり 3日 以上 (平 日2日 、週末 1日 )。 活動 時間は 平日2 時間 以内 、
休業日 3時間 以内 」を 参考 に適切 な活動 に取 り組 むこ とをお 願いす るも ので あ
〇 部活動の指導においては、勝利至上主義(大会等で勝つことのみを重視し る。
過重な練習を強いる等)に陥らない指導を強く求めるものである。 6 学校単位で参加する大会等の見直し
〇 部 活動に は、 子ど もの 健全な 成長発 達の ため の重 要な意 義が あ り、 部活 動の 指
導では 、子ど もの 人格 や人 権を尊 重し、 子ど もの 意思 や成長 を最優 先に 考え なけ 〇 各 学校の 部活 動が 参加 する 大 会等は 、学 校教 育団 体が主 催又は 共催 する 大会
ればな らない 。 とし、 それ以 外の 大会 等 や 地域の
行事
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等 への 参加 につ いては 、実態 に応 じて 各
学校で 精査す る。
〇 生 徒の自 主的 、自 発的 な参加 により 行わ れ、 学校 教育 の 一環と して 教育 課程 と
〇 市町村教育委員会においては、学校教育団体と連携し、市町村立中学
関連を 図り 、 合理 的か つ効 率的・ 効果的 に取 り組 まな ければ ならな い 。
校の部活動が参加する大会数の上限の目安等を策定する。
〇 小 学生が 参加 する 大会 等につ いて、 各団 体等 は見 直しを 検討す る。
3 適切な指導・運営及び管理のための体制の構築
7 地域との連携等
(1)部活動の方針の策 定
〇 市 町村教 育委 員会 は「 設置す る 学校 に係 る部 活動 の方針 」を 再 検討 し、 策定 す 〇 市 町村教 育委 員会 及び 市町村 立小中 学校 では 、学 校施設 開放事 業を 推進 する 。
る。 〇 県 立学校 では 実態 に応 じて学 校施設 開放 事業 を 検 討する 。
〇 校 長は、 「学 校の 部活 動に係 る活動 方針 」を 再検 討し、 策定す る。
(2)指導・運営及び管 理に係る体制の 構築 8 休日の部活動の段階的な地域移行へ向けて
〇 校 長は、 適切 な部 活動 の運営 ができ るよ う、 適正 な数の 部活動 を 設 置す る。
〇 県 教育委 員会 は、 スポ ーツ庁 等が示 す「 段階 的な 地域部 活動移 行 」 等に つい
〇 校 長は、 生徒 の多 様な ニーズ に応じ た活 動 を 行う ことが できる 部活 動の 設置 を
て、県 所管課 や地 域の 総合 型スポ ーツク ラブ 等と 連携 し、持 続可能 な運 営体 制
検討す る。但 し、 新規 部活 動設置 の際は 十分 な審 議 を 経て判 断する 。
を整備 する。
〇 校 長は、 学校 の実 態に 応じて 複数顧 問制 に取 り組 む。
○ 県 教育委 員会 は、 スポ ーツ庁 等の動 向を 注視 し、 生徒の 活動機 会の 創出 と教
〇 学 校の設 置者 (教 育委 員会等 )は、 生徒 の活 動機 会の創 出と教 職員 の負 担軽 減
職員の 負担軽 減を 図る ため 、持続 可能な 運営 体制 の構 築に向 けて、 地域 の実 情
を図る ため部 活動 指導 員の 任用・ 配置に 努め る。
に応じ て、長 期 的 に、 地域 全体 で 、学校 単位 の部 活動 に代わ りうる 生徒 の活 動
〇 指 導者は 、「年 1 回」 、学校 の設置 者( 教育 委員 会等) や 学校 、各 競技 団体 等
機会の 確保・ 充実 のた めの 方策を 検討し 具現 化し てい く。
の開催 する い ずれ かの 研修 を受講 しなけ れば なら ない 。
部活動等における暴力・暴言・ハラスメントの根絶に向けた取組【概要】
1 体制の構築 〇 実 際 に 暴力 ・ 暴言 ・ ハ ラ ス メ ン ト と 特 定 さ れ る こ と が 予 想 さ れ る 事 案 に つ
いて、保健体育課・文化財課は、県立学校教育課や学校人事課等の関係各課
と連携し迅速に対応する。
〇 学校は、校内に生徒や保護者からの部活動における暴力・暴言・ハラスメ
ン ト に つ い て の 相 談 体 制 ( 窓 口 等 ) を 指 導 者 、 部 員 ・ 保 護 者 等 に 周 知 する。 4 学校以外の相談窓口
〇 校 長 は 、 部 活 動 に 係 る 校 内 委 員 会 「部 活 動 顧 問 会 又 は 地 域 部 活 動 連 絡 会 ( 仮
称 )」( PTA 関 係 者 や 地 域 関 係 者 等 ( 部 活 動 指 導 員 、 外 部 コ ー チ 含 む )) を 設 置 す 〇 学 校 は 、「 子ど もの人 権 110 番」等 や、 関係 機関 ・団体 の相談 窓口 に つ い
る。 て 、 指導者、部員、保護者等へ周知する。
〇 保護者会の設置の場合は、保護者の意向を踏まえ、学校が適切に関与する。
5 指導者と部員等と の連絡体制の在り方と 留意点
2 学校における具体的な取組
〇 原 則 と し て 、指 導 者 か ら 部 員 へ の 連 絡 事 項 は 、学 校 教 育 活 動 時 間 内( 部 活 動
〇 学校は、部活動における暴力・暴言・ハラスメントと疑われる事案につい 時 間 内 )に 、直 接 、口 頭 又 は プ リ ン ト 等 を 用 い て 行 い 、必 要 に 応 じ て 保 護 者 等
て、県教育委員会に一報を入れ、報告書を提出し、県教育委員会と連携し問題 へも周知すること。また、可能な限り、学校電話を使用すること。
の解決に取り組む。 〇 緊 急 連 絡 等 の 場 合 は 、 指 導 者 と 部 員 と の 連 絡 ( SNS 等 の 活 用 ) が 、 顧 問 か
〇 他の指導者等の暴力・暴言・ハラスメントに当たる行為を確認した指導者等 ら 主 将 と い っ た 「 1 対 1」 と な ら な い よ う 、 複 数 名 で の グ ル ー プ で の 連 絡 体
は、生徒の安全を確保し、速やかに管理職に報告・相談する。 制を構築することや、保護者会役員等を含める等の工夫を図る。
〇 校 長 は 、「 管 理 職 用 、指 導 者 用 チ ェ ッ ク シ ー ト 」を 活 用 し 、指 導 改 善 に 取 り 組
む。 終わりに
〇 管 理 職 は 、異 動 時 に お い て 、部 活 動 等 に お け る 指 導 者 の 暴 力・暴 言 ・ハ ラ ス メ
ントに関する情報を、適切に引き継ぐ。 〇 指 導者に おい ては 、 「 子どもは大人のものでは ないこと」 を十分に認
識した上で、「部活動は 指導者のものではなく、 子どもたちが自主的、
3 研修の充実と県教育委員会の役割 自発的に行うもの」 であ ること を再確 認し 、更 なる 信頼関 係の構 築に 向け
て、部 活動指 導に 取り 組 み ましょ う。
〇 学 校 は 、4 月 発 足 職 員 会 議( 服 務 研 修 等 )、長 期 休 業 中 の 職 員 会 議 等 に お い て 、 〇 保 護者の みな さん もそ のこと を十分 に再 確認 し、 今後と も学校 や部 活動 をサ
国 の ガ イ ド ラ イ ン や「 本 改 定 版 」・「 本 取 組 」、学 校 方 針 を 確 認 し 、ま た 、チ ェ ポート してい ただ きた い と 思いま す。 ま た 、 指 導 者 等 の 暴 力 ・ 暴 言 ・ ハ ラ ス
ックシートを活用するなどして、部活動指導の改善に取り組む。 メントに対しては、一人で悩まず、保護者会、学校(管理職等)、教育
〇 専門外の教職員は校内研修を受講すること。専門の指導者は、校外研修を年 1 委員会等に相談するなど、子どもたちを守る行動をとってください。
回は受講することとし、県教育委員会は調査にて把握する。 〇 部員の みな さんも 、部 活動が 部員同 士の 自主 的、 自 発的 な参加 によ り行 われ
〇 県教育委員会は、管理職や指導者等へ人権教育を含めた研修を実施する。 るもの である こと を再 確認 し、自 覚と責 任を 持っ て活 動する 必要が ある こと 。
〇 県 教 育 委 員 会 は 、各 県 立 学 校 及 び 市 町 村 教 育 委 員 会 の 部 活 動 方 針 を 点 検 し 、必 また、 指導者 や保 護者 等が 自分た ちを支 える 存在 であ ること も再確 認し た上
要に応じて指導助言し、フォローアップする。 で、部 活動に 取り 組 ん でほ しい と 思いま す。
〇 県 教育委 員会 は 、生 徒 ・ 保 護 者 等 か ら の 部 活 動 に 関 す る 相 談 等 に 対 し 、 速 や か 〇 今 後の学 校部 活動 にお いて、 指導者 と部 員と の信 頼関係 がます ます 構築 さ
に 学 校・関 係 者 か ら 状 況 を 確 認 し 、必 要 に 応 じ 指 導 助 言 し な が ら 、話 し 合 い に よ れ、適 切な学 校部 活動 とな るよう 、 教育 委員 会、 関係 機関・ 団体、 学校 ・指 導
る 解 決 を 促 す 。問 題 の 解 決 に 当 た っ て は 、必 要 に 応 じ て 、ス ク ー ル ロ イ ヤ ー の 助 者、部 員・保 護者 や地 域が 一体と なって 、 痛ましい 事案の再発防止と 暴
言を受ける。 力 ・ 暴 言 ・ハラスメントの根絶 に取り組むととも に 、今後とも、子ど
〇 県 教育委 員会 は 、実 際 に、暴力・暴言・ハラ スメ ント と 特定さ れる 事案 につ いて もたちの「夢実現」に取 り組 んでまいりましょう 。
は、関 係各課 と連 携し 迅速 に 対応 する。