過去問講座
- 点数だけでなく
- 目標得点が分かったら、次は過去問の配点を見ながら「どの問題を正解していれば、あと40点取れたか」を確認することが大切です。
数学・理科・社会なら解けなかった問題でも「これは習ったことがある。」「これはまだ習ってない。」ということは分かります。習ったはずなのに解けなかった問題については「なぜ解けなかったのか」を確認します。
例えば数学なら公式を覚えていなかったのか、単純に計算をミスしたのか、解法を思いつかなかったのか。理科なら生物の問題を間違えた、社会なら日本史の古代を取りこぼしたなど、種類ごとに分類して受験までの課題を具体的にしていきます。 - 具体的な目標を得る
- 英語・国語は分類が少し難しいですが、英語なら問題文の分からない単語の割合を調べたり、正しく読解できていたのかを調べたりします。国語は漢字の読み書きの正答率や、本文の解釈、問題文の把握が正しかったのかを調べます。そうすることによって自分の苦手分野をあぶり出すことができます。
このようにして入試問題で合格点を取るための課題を見つけたら、あとはその克服を目指して学習プランを立てます。例えば理科の生物が苦手なら、問題集の生物の箇所をやり直す。国語の漢字が苦手なら漢字問題集を用意して勉強するなど。
どうですか?目標が定まり、やるべきことが具体的になると、やる気もわいてきませんか?「とにかくがんばって合格する。」という曖昧模糊(あいまいもこ)としたゴールを、過去問を通すことで具体的な目標に変えることができます。 - 過去問の入手から
- 「受験勉強の始まりは過去問の入手から。」と言っても過言ではありません。手元にないという人はすぐに購入して、すぐに解いて、すぐに採点・分析してみることが大切です。「今は自信がないから、もっと勉強してからやる。」では駄目ですよ。
みんなの健闘を祈る!
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