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高校受験の数学対策
未来を切り開く学力シリーズの使い方2

この本を購入したら、最後についている「解答編」を切り取って下さい。切り取り線はついていないので、カッターナイフで切り落とします。その際に裏表紙を一緒に切らないように、手を怪我しないように十分気をつけて下さい。


切るのが嫌な人、不器用な人、無くしそう人、は切り取らなくても構いません。


なぜ、切り取るのかというと、解法を覚えるにはすぐに答えを見た方が早いからです。だから問題のページと、解答のページを何度も行き来することになります。それは時間の無駄なので、切り取ってしまった方が早いのです。切り取ったら、ホッチキスで留めてばらばらにならないようにします。持ち運ぶときは本に挟むか、クリアファイルにしまうと良いです。


一次方程式スピード攻略編22の「( )のある一次方程式」(第一刷では132p)を開いてみて下さい。タイトル通りカッコのある一次方程式がテーマです。このテーマに自信がある場合は、解説をとばしてステップAの問題をまず解いてみます。


ある程度考えても解けない問題がある場合は解説を読みます。その後もう一度挑戦してみて下さい。ステップAまでであれば、解説を読めば大体分かると思います。もし解説を読んでも分からない場合は解答を見ます。


当然ですが、ここで解答の答えを問題の回答欄に写すのは無意味です。(考えながら別の紙に書き写すこは無意味ではありません。)解答にある解法(計算の過程)を見ながら、なぜその答えになるのか考えます。数学の勉強はここがとても重要です。解法が理解できたというのは、ワンピース(お宝)までの海路(道順)が分かったのと同じです。


海路が分かれば、次からは簡単にお宝(答え)にたどり着けるようになります。もちろん、後になって海路を忘れたり、トラップ(引っかけ問題)にかかったりすることがあります。でもその時は、この海路は自分にとって忘れやすいとか、この海路にはこういうトラップが有りうると学習すればいいわけです。


「海にいくつもの宝があって、宝までの海路をどんどん覚えていく。海路は忘れやすいので復習せよ。」というのが数学のイメージです。


とにかく解法を理解して覚えるのが数学のキモです。ここで「よく分からないや。」と飛ばしてしまうと、数学を攻略できません。航海をするのが面倒になったルフィー(海賊)のようなものです。


英単語の暗記(単語力UP塾)と同じように、数学もある程度の解法を頭に蓄積するまでが一番苦労します。つまり最初が一番大変なのです。数学は単元が変わるとリセットされると感じるかもしれませんが、どんな建物も地面で他の建物とつながっているように、数学の基礎の部分は同じです。勉強が進めば難しい問題も理解しやすくなり楽しくなります。

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