>やはり1日目425点と2日目6〜7割ぐらいは必要なのでしょうか
そうですね。特に2日目は、昨年と違って筆答Aが100点、課題作文が100点の合計200点となるのであるが、やはり1日目の比重も大きく、1日目の成績と2日目の成績の相関性は高いだろうから、1日目でしっかり点数を取れる勉強法が望まれるだろう。
総合得点について。
普通科の場合、総合得点の出し方は以下の通り。
{(内申点)/135}×300+{(1日目の点数)/500}×700+200で、合計1,200点満点で評価する。。
理数科の場合、
数学と理科は2倍で評価されるので、1日目の満点は700点となる。だから、
{(内申点)/135}×300+{(
数学と理科を2倍にした1日目の点数)/700}×700+200で、やはり1,200点満点に換算して評価する。
まず、理数科の合否判定をする。理数科は不合格で普通科を第二志望とした者を含めて、普通科全体で合否判定をする。
例年、理数科は不合格だったが普通科で合格した者が1クラス程度(=40名程度)になる。
だから、理数科志望の方が(理数科普通科問わず、とにかく)県高生になるのは80%程度、普通科のみ志望だった方が県高生になるのは65%程度というのが例年の数字。
内申115点、1日目トータルで425点、筆答Aで70点、課題作文で60点だと、
{115/135}×300+{425/500}×700+130=980.555点で、総合得点率は81.7%。
仮に理数科で、
数学85点と理科90点を2倍にして700点満点中600点の評価だったとしたら、
{115/135}×300+{600/700}×700+130=985.555点で、総合得点率は82.1%。
普通科の場合、総合得点率は85%以上ならば、ほぼ合格しているようだ。それ以下でも大丈夫なことも多いが、80%を切ると非常に厳しいように思う。そのあたりの得点率の方が多いのだろう。
理数科の場合、総合得点率は85%以上ならば、合格が見えてくるようだ。
普通科の一つの目安が、内申点120、1日目420と言われています。これは筆答検査を除いた時の総合得点が855点。つまり85.5%ですね。内申点が115の場合、同じ得点になるには1日目の得点が428点必要になります。
直近の実力テストでこの得点を超えていないのなら少々厳しいと言わざるを得ないですね。