国語の読解については、高校受験用だとあまりいい参考書は無いので大学受験用のものをおすすめします。私は「出口汪の現代文講義の実況中継」という参考書をやりました。
大学受験用と思って身構えなくても大丈夫です。
国語の講師が書いてあるだけあって、どの本も読みやすいと思います。また、大学受験と高校受験で必要な技術は変わらないので。
本屋で実際に眺めてみて、ピンとくるものを読めばいいのではないでしょうか。参考書を読めば、基本的な文章の構造、展開の仕方が学べるので、どこに何が書いてありそうか分かってくると思います。
国語の問題集は「出口のレベル別問題集」を使っていました。こちらは高校受験生向けの問題集もあったと思います。他の講師が出しているレベル別問題集もあります。どのレベルを目標にしているかはっきり書いてあるので選びやすいはずです。とにかく解説が命なので、問題集を選ぶときは解説がしっくりくるかが一つのポイントだと思います。
また、
国語の文章問題は実は
国語だけで完結するものではなく、他の科目、特に社会との結び付きが強いです。環境や哲学、芸術がテーマになることも多いです。したがって他の科目と並行しながら学習を進めることで相乗効果もあると思います。
古典については、ふだんの授業+
過去問で対応したので、特別な対策はしていません。
授業で古文単語、文章の構造を学び、便覧など副読本で昔の常識や行事、ものの考え方を知り、
過去問で出題のポイントを学びました。
古文の文章は主語が省略されやすく一文が長いので、誰が何をしているのか分からなくなることがよくあります。登場人物は結局何人いるのか、その場にいるのか、ただ話題に上がっただけなのか、学習の際はそういった点も注意して勉強するといいと思います。
以上、参考になれば。