>学校や塾で誤った指導を受けた受験生が過剰に内申点を気にしてしまい、実力相応の高校の受験を諦めようとする事例が後を絶たないのは、非常に残念なことです。
これ、心の底からそう思うわ。
小学生を囲い込みたい塾屋
「中高一貫だと内申を気にせず大学受験に・・・」
中学生を囲い込みたい塾屋
「北海道の高校入試は内申がとても重要、だから中学の定期テスト
過去問を利用して高い内申を・・・」
塾は塾で少子化時代の生き残りに必死なので、このように宣伝してくるのはある意味当然だと思いますが、それを真に受ける人多すぎ。
仙台や名古屋に比べたら、札幌は内申関係なく実力通りに高校に受かる、非常に恵まれた土地なのになんでそのメリット自分から捨てるのかなぁ。
仙台第二
中一中二の内申が悪く、西大和高校(奈良の私立で東大79人京大40人国公医30人)に合格するも仙台二は不合格。
なお、西大和の難易度は仙台二の高校入試当日点上位10傑でも普通に不合格になるというレベル。
旭丘
内申40以下だと東海高校特待合格でも合格は絶望的。一応当日点110点満点のうち108点以上取れば受かる可能性はあるらしい
中学の教師はともかく、大手塾は確実にこの事実は把握していますよ。
ただ、塾からすると
・地域の中学校の
過去問使って内申を上げるのが簡単で生徒/保護者の受けが良い(所謂塾ブースト)
・中学での内申の不安を煽り、私立中入試を考えて小学生が入塾してくれたら大変ありがたい(北海道の私立中受験は全国的に見ても超・温く受験全校不合格は普通の生徒ならまずありえない)
という理由から、「聞かれない限り教えない」スタンスでしょうね。聞かれていないことを教えないのは(道義的にはともかく)ルール上は問題ないので。