本校はグローバル社会、国際化社会で活躍できる人材育成を目指しています。これは
文系、 理系を問わず、世界で活躍できるリーダーを育成するということです。そのため、入学者選 抜において
英語を重視するとともに、論理的思考力の基盤となる
数学を重視するために入 学者選抜において傾斜配点を行い、
英語と
数学の得点を 2 倍とすることとしました。
平成 28 年 3 月 31 日に高大接続システム会議の「最終報告」が出されました。そこでは、 国際的にはグローバル化・多極化の進展など新たな時代に向け社会変動が起こっており、多 様な人々と協力しながら主体性を持って人生を切り開いていく力が重要になることが示さ れています。また、問題を発見し、答えを生み出し、新たな価値を創造していくための資質 や能力が重要になるため、抜本的な教育改革を進める必要があることが示されています。
本校では、これまでの教育活動の営みを基盤としつつ、この教育改革を踏まえ、すなわち 高等学校教育、大学入学者選抜等の一体改革に対応するため、高等学校入学者選抜の学校裁 量における傾斜配点を最大限生かすとともに、教育課程の実施レベルにおけるアクティブ・ ラーニングを重視し、校内に SPARK 委員会(※)を組織して実践研究を進めています。
このように、本校では入学者受け入れのポリシーを明確にし、入学後の教育課程編成・実 施のポリシーを基盤に必要な資質・能力を育成する体制を整備し、卒業後の高大接続を円滑 にするという意図を地域や中学校に明確にお示しするとともに、将来、国際社会で活躍でき るリーダーとなる学習に意欲的な生徒を受け入れ、育てることが本校の使命であると強く 認識し、お示しするところです。