北大の倍率低下は北大内でも話題になっています。
単純な前期の全体倍率で言うと、
H25年度 3.2倍
H26年度 3.0倍
H27年度 2.9倍
です。
先に法学部と書かせていただいのは、これも当然話題になり、
H25年度 3.2倍
H26年度 2.4倍
H27年度 1.8倍
となっています。
もちろん、経済や水産のように上がっているところもありますが、全体としては特に総合文、総合理も含めて右肩下がり傾向は否めません。
その分、受験生にとっては入りやすくなっていると思います。
ただ、これも一般的に言われていることですが、大学入試の
偏差値で同じレベルであっても、やはり、旧帝大は大学の教授陣、スタッフは、私大と比較すると、全然、違います。
今年の北大入試については、札幌市内勢では開成の他、札幌西や旭丘も例年よりも合格者数を大幅に落としています。開成については今年卒業した51期生は、入学当初から気質的にも学力的にも近年では最も劣る学年とされてきました。51期生のセンター試験受験者平均点においては、50期生とほぼ同レベルであったにもかかわらず、北大クラスの大学の個別入試レベルにはやはり対応しきれなかったのかなというところでしょうか。開成の進路指導方針についても、確実に合格できる大学を受験させるというよりも、生徒の意思を尊重するのが開成の特徴?なのか、今年の傾向としては北大ならば確実に受かる層でも東工大にチャレンジして散った輩が多かったり、逆に北大に受かるレベルにありながら電通大に憧れて受験したというパターンも目立ったようです。また、近年の北大入試は道外勢に押されており、今年は更に道外勢の合格割合が伸びたことから、開成も割を食ったのかと!
現在札幌開成高校に通っている2年生です。先生が前に言っていたのですが、今の時点で札幌開成2年の100人以上が北大を志望しているらしいです。まあこれから減っていくと思いますが… 噂で聞いたのですが、今年のコズモは過去最低のコズモと言われているらしいです。その噂は正しいと思います。まず意識の差がはっきりと出てきています。学校で
模試のお知らせをしても、全然受ける人がいない、授業が騒がしい、追試を受ける人数が多すぎる などなど。 もちろん、みんながみんなそういうわけではないのですが。 学校側も悪いと思います。みんな不満に思ってるのですが、4月から7時間・50分授業、1時間目と2時間目の間、2時間目と3時間の間、6時間目と7時間目の間の休憩時間は5分、また開成は教科ごとに教室を移動しなければなりません。簡単そうに思えますが、意外とつらいです。授業が終わったと同時に開成にいる全生徒が一斉に移動し始めるのです。もちろんこの前入学してきた中等の1年、4年も。1階が
国語・社会、2階が
数学・理科、3階が
英語 となっています。校長は5分休憩のときの階の移動はなるべく減らした と言っていたのですが、結構あります。みんなも全然休憩できないで、非常に疲れた様子です。 Twitterなどでも、開成の生徒は自分の学校の愚痴を毎日のようにつぶやいています。こんなにも不満がある学校はそうそうないと思います。大学受験のときの僕たちの代がとても心配でなりません。
大学受験は、学校に頼らない方がいいと思います。わたしの卒業した札幌市内の道立高校は、今にして思えば「北大受験向け」の授業だったように思います。たしかに同級生の100人以上が北大に行きました。
わたしは、東京の理工系単科大学に進路を定めましたが、学校の授業だけでは入ることはできなかったと思います。
センター試験で8割以上をとるだけなら、高校の授業で十分ですが、2次試験は、自分でやるしかありません。大学に入った時に、周囲の学生がふつうに『
数学セミナー』を手にしていて「群論」について語っていたりして、自分の実力の無さを思い知りました。
センター試験で試される学力は高校がつけてくれますが、大学に進学するための学力は、自分でつけるしかありません。
愚痴っていても始まらないので、自分でやりましょう!