開成で平均的な学力というのを考えるのは難しいですが、授業をあてにして難関大に進学するのは無謀だと思います。
少なくとも私や私の周りでは、学校から
模試のフィードバックやアドバイスをもらったことはありません。準難関国公立(河合塾基準)より上の大学に進学した人はみな、ストイックに自学できる人か、塾にサポートしてもらった人です。
一般受験を希望するのであれば、中学生のときは塾で基礎を学ぶ(特に
英語)ことが大切だと思います。また、文系は6年生で社会2科目をやる鬼畜仕様なので、先取り学習は必須だと感じました。
>準難関以上を目指すならクラスで10番以内で、中学から通塾し、高校では自分で先取り学習する必要があるという感じでしょうか。
おそらくそうです。しかし高校受験がない分、中学時代にサボっても(コツコツ勉強するのが最善ですが)巻き返しは効きます。これは実体験です。
>50数名の方が、道内や本州の地方国公立に合格されたようですが、この辺が平均的な開成のレべルですか。
おそらくそうです。
>そして、残りの50名前後の方が、道内私立や専門学校へ進学、または就職をされたというイメージでしょうか。
50人まではいかないかもしれません。雑な滑り止めとして受けている人も少なくないので、実際に道内私立に進学するのは30人くらいじゃないでしょうか。専門学校は毎年1桁です。
>万が一、開成の授業が合わなかった場合は、公立中学に転校するとか、やり直しがききますか?それとも、開成の授業に慣れるしかないのでしょうか。
>開成も札幌市立だから公立ですけど、転校ってできるんですかね?
開成の授業を受けていて肌に合わず公立中に転校できたとして、転校した先の公立中で授業についていけないのではないでしょうか?全く授業の内容違いません?
毎年高校1年生に上がるタイミングで、高校受験をして開成をやめる生徒が5人程度います。それ以外のタイミングでいなくなった人は知らないので、中学→中学は難しいのではないでしょうか。
>開成は学校として完結できる進学先としてはどういうところを想定しているんでしょうか?海外の大学ですか?どの様に進路指導されているのか知りたいですね。
多様な進路を認めており、特に方針は無いと思います。
進路指導としては、高1で
模試の取り組み方の講義があったり、高2で同じ進路を目指す高3の先輩方とグループになり、学習の進め方を聞く機会があったりします。難関大/国公立/私立/専門学校/海外大みたいな分け方で、年に4回くらいありました。
また、希望すれば
面接対策の講義を受けることができます。
あとは
模試の案内くらいです。