東を選ぶか西を選ぶかは難しい選択ですね。
将来の大学進学も考えておっしゃっているのであれば、お子さんが自律的に学習できるタイプかどうかがカギかもしれません。
例えば、受験勉強も
大手塾に通っていて塾頼みの勉強なのか、目標を定めて自主的に勉強できるタイプかどちらでしょうか。
一般的に自主的に勉強できる学生は、自由な南、西、旭丘が向いていると言われます。
塾に頼るタイプなら、北、東、第一高校が学校で細かく指導してくれて伸びるかもしれません。
東に魅力を感じているなら、北を目指すのはいかがでしょうか。
西も北も合格最低点はほとんど同じです。(西Aランク406点、北Aランク411点)
ちなみに普通よく聞く高校の
偏差値は合格者平均SSです。
東の合格者平均SSは63ですが、東の2022年合格最低点の396点はSS60相当なので、SS60でも受かった人はいるということです。
西の最低点の406点でSS61.5相当、北の最低点の411点でもSS62相当です。
東の合格者平均レベルでも北に受かる可能性は十分にあります。
北のもう一つの魅力は、入学後に学力がぐんと伸びる生徒が多いことです。
入学時には、明らかに南高の方が上位層が厚いのに、進研
模試の平均点は、南北がほとんど変わりません。
現3年生は、昨年の進研
模試で北185点、南183点と南を超えていました。
現2年生は、7月の進研
模試で南190点、北188点と僅差です。
現1年生も、7月の進研
模試で南182点、北178点と健闘しています。
その結果、2022年の入試でも北大以上の難関国公立10大学の現役合格率で北高は南高を押さえて、全国の公立高校で2位でした。(1位は大阪の北野高)
残念ながら、東は進研
模試でたいてい南北に20点前後(
偏差値5程度)引き離されています。
結果として、得意の医学部保健学科を除くと、昨年の難関国公立10大学の現役合格者数は49名しかいなかったようです。
現在SS62前後あるのであれば、北高を目標にしてSS65辺りを目指すこともできるかもしれません。
(塾任せにせず、親が子どもの自宅での学習環境を整えてあげるとぐんと成績が伸びます)
北高は合格さえできれば、あとは予習・復習や課題をまじめにやっていれば、どんどん順位があがります。
みなさま、回答ありがとうございます。JR徒歩圏というのが私の中では大きなポイントではあります。塾には通っていないのでSSも正確にはわかりません。おそらく62程度かなとは思っています。南北はもし合格となってもその後苦労するのでは、というのと通学の乗り換えの煩わしさを考え東と考えておりますが、もう少し悩んでみようと思います。
旭丘は通学の観点から考えておりません。
東高なら通学が便利というのは大切なポイントですね。
まだ、
模試も受けていなくて、通塾もしていないということはお子さんは今年受験ではないということでしょうか。
道コンは、早めに会場受験した方が良いと思います。
というのも、公立中学の学力が2極化していて、進学に熱心な学校とそうでない学校で学力に大きな格差があるようです。
うちの子の通っていた中学は進学熱心で
模試の学校平均点も毎回370点を超えていました。
しかし、東区の中学では、学校平均点が200点から250点という学校も多かったようです。
道コンを受けることによって、全受験生の中での自分の立ち位置が分かります。
学校では成績が良く、内申がAランクでも道コンでは
偏差値60前後ということもあるようです。
塾は、
大手塾に通えば成績が上がるとは限りません。
うちは、良い先生がいる個人経営の塾を探して、子どもの学力に合った塾専用の問題集を出してもらって成績が上がりました。
東高については、北高と似ていて、学校のサポートが手厚く、生徒もやさしい人が多いと聞いています。
東高の生徒は、南北に劣らず、家庭学習も頑張っているようなので、南北より勉強が楽ということはないと思います。
しかし、進学実績については、がんばって北大、だめなら小樽商大か教育大という感じで、もっと進学実績が良くてもいいのに、といつも不思議に思っています。
東西南北は、授業や講習の内容もほとんど変わらないと思うのですが、違いがあるとしたら切磋琢磨できる環境があるかどうかかもしれないと感じています。
北高の講習では、高1から、国公立の2次試験の問題を解かされますが、休み時間に得意な友達に聞いたりして消化しているようです。
東は、南北より上位層の厚みが薄いのが弱点なのかもしれません。
なぜか削除された質問主さんのコメントに返信です。
今年受験で、11月になってもまだのんびりしていると聞いて少し驚いています。
昨年の我が家を思い出すと、中3の2学期は1番忙しかった記憶があります。
中3の2学期に学ぶ範囲は入試の頻出分野なので、学校で習ったらすぐ、道外の難関校の入試問題をバリバリ解きながら、入試レベルまで仕上げるようにしていました。
今はSS62相当でも、みんな必死で頑張っている時期なので、のんびりしているとどんどん追い越されて。本番の入試ではSS60相当の点数しか取れないかもしれません。
内申が良くて、
英語と
数学が強ければ、現在SS62でも今後の努力次第で北高合格の可能性がありますが、のんびりしていて合格できるほど入試は甘くないと思います。
また、内申はAランク305点を想定していましたが、もし、Bランク285点しかない場合、東西南北は厳しいかもしれません。
北高はBランクでも414点と3点しか合格最低点が上がりませんが、東高は396点から412点と16点も合格最低点が上がります。(Bランクだと、東も北もあまり変わりません)
西高に至っては、406点から19点上がって425点と予想されていました。
それで、内申があまり良くなくて、SS62程度だと東西南北はかなりの冒険になります。
のんびりしていてもある程度の成績を取れているのですから、北高のホームページのバーチャルツアーでも親子で見て、息子さんのやる気に火が付くように応援してはいかがでしょうか。
SS62から65の間の実力差はわずかです。
これから点数や
偏差値をアップする方法もあります。
ここで頑張らないのはほんとうにもったいない!