いくつか間違って認識されていらっしゃるので指摘致します。
・2年生から文系・理系にわかれる
→選抜クラスのみ2年生から分かれます。他は3年生からです。
・文系・理系は成績順にクラス分けされる
→いいえ。文系、理系は全員が希望通りに分けられます。文理の選択は人生の大きな分岐点の一つなのでほとんどの高校は希望通りクラス分けされると思われます。
文理に分かれたうえで、教科によっては成績別に授業が行われます
では本題に。
当校で赤点を取る人が多いのは単純に入学時から成績の分布が分散しているからです。たとえば、南高なら札幌近郊の優秀な生徒しか通えませんが、当校の場合、上は南高をぎりぎり落ちた人から下は清田高校落ちくらいまで様々な生徒が通っております。
それゆえに、下位の人たちにとっては定期試験は難しく感じるのです。また、テスト問題も北大合格を考えて作られているので難しく、北大を受験しない人にとっても難しく感じられます。
数学や
英語は
再試対象者は多いです。
もちろん、当校に入って成績が伸びなかったり落ちる人もいっぱいいます。それは、学校にいる時間の長さが原因で、自分の勉強をする時間がありません。よって、授業で吸収できなかった知識をずっと吸収できず受験を迎える人も多いです。
以上の事は北進コースでも選抜コースでも同じです。
補足いたします。当校では平均点が60点くらいになるように試験問題が作られているそうですが、実際は平均が40点台ということもよくあります。ひどい時には30点台なんてこともあります。
成績の分布の幅が広いという一高独特の背景と、成績が伸びない生徒が多い、定期試験の問題が難しいなどの理由で再試対象者は多いです。
なるほどわかりやすく説明していただきありがとうございます。教科によっては成績別にクラス分けされるだけなんですね、やはり学校に拘束される時間が長いなら、出来ない子を集めてそれなりの授業をするのが理想ですがクラス間カーストができても困るからしょうがないんでしょうね。兄弟が公立でしたがほとんどの子が学校終わってから塾に行ってましたがどっちがいいのか親としては複雑ですね。
はっきり言って、一学年約400人に同じレベルの定期試験を出したら点数を取れない人がいるのは当然。定期試験自体、受験前はそんなに重視しませんからあまり勉強ができない人はどんどん再試対象者へと化します。