3月に行われた公立高校の入試問題について、高校教諭らでつくる組合が、「一部の科目では、50分の試験時間で解くには、問題数が多い」などとして、宮城県教育委員会に改善を求めました。
宮城県教職員組合の遠藤利美副執行委員長らは、15日に県教委の担当者に要望書を手渡しました。この中では、3月4日の公立高校入試の問題について、
国語や
数学は「試験時間50分で解くには問題数が多い」と指摘、社会の記述式には、「問題と関連性の低い資料が多く受験生を混乱させる」などとして、改善を求めています。県教職員組合などは、入試は受験生をふるいにかけるものではなく、習熟度を測るものとの考えから、毎年、県教委に入試問題の改善を求めています。
別に変な陰謀とかではなくて、公共性や注目度の高い試験については改善を求める委員会ってのは大体あると思うよ。クレーム入れるのが仕事っていうと悪い書き方だけどね。改善を求めたから直ちに反映されるとは限らないですし。
具体例としては、医師・看護師・薬剤師国家試験とかは国家試験問題の改善検討委員会みたいな名称で第三者として全国の大学関係者が集まってますね。すべての設問について矛盾が無いか、表現や難易度が適切かなどを議論して、厚労省に意見書として提出しています。