宮城第一高等学校 - 宮城県 公立

宮城第一高校の倍率、スライド合格についてまとめます。まずご理解いただきたいのは、実は倍率は概ね一定だということです。宮城第一高校は普通科、理数科の双方で第二志望にできるので、簡単にいうと、両方を合わせて倍率を出すと、実態に近づきます(結果は、学科毎に傾向があります、これは後述しますが受験生の水準によるものです)。特に理数科の定員が少なく、倍率がぶれやすいのでわかりにくくなっています。2017は普通科受験182、定員140、倍率1.30、理数科受験66、定員48、倍率1.38ですが普通科から理数科へのスライド合格が７人いたので第二志望も含めて合格する、という基準であれば、普通科は182人受けて合格147人で1.24倍です。理数科は66人受けて合格41人、1.61倍です。2016は、普通科受験236で倍率1.69、理数科41で0.82と理数科が定員割れとなり、ラッキーと見えますが、結果は、スライドが26人あったため、普通科236、合格166で1.42倍、理数科41、合格24(この年は理数科50人合格)で1.71倍と、実態は全く違います。2015は普通科受験164人で倍率1.17、理数科100人で倍率2.08ですから、普通科ラッキー、理数科が大変だーということに見えます。でもこの年は理数科から普通科へスライドが14人(この数字は少し曖昧です、ご容赦ください)あったので、普通科は164人受けて合格126人、倍率1.30、理数科は100人受けて62人合格、倍率1.61です。実は理数科は倍率２倍越えの年より定員割れの年の方が厳しかったわけです。ですので宮城第一高校の倍率は概ね普通科1.3前後、理数科1.6〜1.7に収斂する傾向にあるようです。理数科が倍率が高いのは、恐らく受験生の水準が少しだけ普通科の方が高いからでしょう。但し、スライド合格により、合格者の水準はほぼ同じです。つらつらと書きましたが、受験生のみなさん、とてもいい学校なので是非来てくださいね。(出来るだけ正確に書いたつもりですがあくまで個人のまとめなので参考程度にどうぞ)