共通選抜は調査書点と学力検査点しか見ませんよ。
調査書の中にある「6. 欠席の状況」を考慮するとはどこにも記載がありません。書いていない評価基準を持ち出すことはコンプライアンス違反となりますので、不登校だろうと共通選抜なら合格点を取れば合格できるはず。特色選抜に回ったなら調査書記載事項が考慮されるので不合格にされるでしょう。
あくまでも公式の文言に書いてあることだけが評価基準であり、書いてないことは判断されるはずがない、という解釈です。
言っていることが誤っていればどなたか根拠ありでご指摘願います。
不登校の人は落とされると言い伝えられていますが、それは特色選抜では大いにありえますが、共通選抜ではQ&Aの資料も含めて一言も書いてありません。
7枚目に調査書がありますね。
https://www.pref.miyagi.jp/documents/45052/r6nyushiseido_setsumeikai_siryo.pdf22枚目のQ&Aの抜粋
Q7 調査書の評定以外の記載内容を、点数化することはありますか。
A7 調査書の評定以外の記載内容を、点数化することはありません。
Q8 部活動や校外でのボランティア活動の取組等は審査の中で考慮されますか。
A8 特色選抜では、調査書の評定以外の記載事項も用いて総合的に審査します。その際、部活動や 特別活動、校外での活動に意欲的に取り組んだ生徒を「求める生徒像」の1つとしている高校で は、特色選抜の審査の過程で考慮していくことになると考えられます。
そもそもの話ですが、
共通選抜は学力検査点と調査書点(評定のみ。他の記載事項(評定以外の特別活動の記録、英検など)は評価対象ではない。)だけで相関図表を用いて選抜しますので、
6. 欠席の状況 を考慮するとはどこにも記載がありません。
https://www.pref.miyagi.jp/documents/46181/24_sendai3.pdf宮城県高校教育課での取り決めであり、表向きには絶対的なルールですから、わざわざルールに反して内部で勝手に選考するようなリスクは取りませんよ。今どき下手なことは出来ません。バレたらヤフートップニュースになってしまいますし、自分の高校は勿論、行政や他の高校にも迷惑をかけてしまいますから。企業の選考なら売上や存続に関わるので独自のルールで採用して然るべきですが、たかだか公立高校の入試ですよ。危険を犯しても給料にも出世にも関係ないですし、極めて公平に機械的に事務的に処理します。選考に関わる先生方も忙しいなか時間を割いてやってるわけですし、あくまで仕事としてやりますから。
さて、質問者さんの学力
偏差値は申し分ないです。
しかし、合格するかどうか、調査書点が何点かわからないので判断しようがありません。
最悪と言っているので自分の点数を晒すのは嫌でしょうから無理に示せとは言いません。以下で判断してください。
仮に、調査書点175、学力検査点405が共通選抜のビリ合格だとします。3:7の相関図の楕円の方程式で計算しますと、ビリの人を上回るのに必要な点数は以下のとおりです。
(上述の仮定のボーダー点数を5〜10点増減させた場合は、下記の点数もその分平行移動で増減させれば差し支えありません。それ以上大きく変動させると誤差が大きくなります。理由は後述。)
調査書点 学力検査点 調査書点の重み
140 423.5(+18.5) 0.53
130 433.4(+28.4) 0.63
120 445.7(+40.7) 0.74
110 460.9(+55.9) 0.86
100 479.3(+74.3) 0.99
90 489.2(+96.1) 1.13
貴方の学力
偏差値は三高合格者平均の64から
偏差値3〜5高いので、当日の試験で実力通り点数に反映されたとすると大体26〜43点くらいのアドバンテージがあります。
ということは調査書点120くらいであれば戦えるのではないかと思いました。
もし昨年よりかなり難化すれば調査書点110点でも可能性があると考えます。理由は後述します。
以上の数値的根拠から、不登校児が合格できなかった事例というのは、学力は十分あったかもしれないが極端に調査書点が低いところから逆転するのは非常に困難だったからではないかというのが私の見解です。