team三高、受験は団体戦というスローガンが悪循環を招き、進学実績が伸び悩んでいる要因となっているのだろう。
正しい「受験は団体戦」の実践は、進学校である二高、二華、一高が示している。
三高も進学校を目指すならば、上に引っ張られる集団でありつつ、上位5人以上は浮き溢れなくてはならない。
進研
模試総合
偏差値75以上、河合
模試総合
偏差値70以上の浮き溢れが学内(浪人生含)に数人在籍しているのは心理的に大きいと言える。二高、二華、一高が該当する。
そして学年あたり、100人以上の先輩が旧帝一工早慶筑横千に進学しているのも、進学実績向上の要素として意味を持つ。
具体例を挙げる。
二高で平均の先輩は東北大に進学された、私も平均以上で東北大に合格するんだと、難関大学が標準になり、身近になっていく。
一高で下位だった先輩、河合で一浪して京大に進学した、僕も第一志望貫いて必ず京大に入るんだと、浪人してもモチベーションを保ち、最悪でも東北大理系には合格する。
二華で高入から入ったが、東大レベルの一貫生最上位に刺激を受け、公立入試で400点ギリギリから現役で東北大学文系合格。
これは一例に過ぎない。
寧ろ、team◯高をスローガンにしていない二高、二華、一高の方が、受験は団体戦を成功させています。
1年生から言うこと聞け言うこと聞けと強要するのではなく、心理的に勉強したくなるようにしたり、科学的に正しい勉強法を紹介したりして、その上で生徒に自由に勉強させるのがいいと思います。