また書きますが、決して説得しようという意図ではないです。高3ならともかくまだ高1なら何とかなるのではという思いからです。
>例えば、自分は古文のやる気が出ません。やりたくないです。つまらないです。でもやらないと大学行けません(だからやる意味があることは少しは理解はしている)。
理系ならそんなものでしょう。自分の場合も古文・漢文は配点が少ないので参考書・問題集は使わず教科書の脚注に書かれている意味をすきま時間に暗記していただけでした(ようするにやる気なし)。だから半分の点数が取れれば十分と考えていて、実際いつもそのくらいの点数でした。これより点数を上げようとしても
数学などの理系科目と違いテーマがなくて勉強の目標が立てられないです。
数学なら「微分」「積分」「対数」「三角関数」など具体的にありますが、漢文や古文だとあまりにも漠然としています。論語に焦点を合わせて広く勉強してもそこから出題されるというわけでもないし。
>ただ、
英語だけ、なんともやる気が出ないんですよね。
それは教科書で取り上げる内容が理系向きではないからだと思うんです。私は
英語は比較的好成績で安定していましたが決して
英語が好きだったり興味があったりしたわけではなく、単語力の増強だけで一定の成績が得られていただけです。
「科学」をテーマにした次の本があります。絶版ですが日本アマゾンで中古品が売られていて高評価です。理系としてはこういう本を教科書にしてほしいところです。
『
英語で読む科学』放送大学、2015年
個人的には
英語を理系科目のように追究したくてこれまで書店で見かけたいろいろな
英語の啓蒙書を買って読んできました。(逆に言えば
英語の文法書、英作文など正統な本には興味がわきません)
『日本人の
英語』マーク・ピーターセン、岩波新書18、1988年
『続日本人の
英語』マーク・ピーターセン、岩波新書139、1990年
『心にとどく
英語』マーク・ピーターセン、岩波新書604、1999年
『実践 日本人の
英語』マーク・ピーターセン、岩波新書1420、2013年
『
英単語のあぶない常識』山岡洋一、ちくま新書、2002年
『
英語の発想がよくわかる表現50』行方昭夫、ジュニア新書、2005年
『英文の読み方』行方昭夫、岩波新書、2007年
『
英語ネイティブ度判定テスト』大修館書店、2009年
『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』2009年
『日本人が誤解する
英語』マーク・ピーターセン、光文社知恵の森文庫、2010年
『
英語のあや』トム・ガリー、研究社、2010年
これらの中で『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』は難書で、問題形式で例文が出ていますが、ほとんど分かりませんでした。例えば帯には次の文が訳してみてくださいと出ていました。
I waited for fifteen minutes - they seemed as many hours to me.
前半は何の問題もありませんが、後半は「彼らは私には多くの時間のようだった」では意味を成しません。正解と説明は次のように書いてありました。
「私は15分待ったが、それは15時間のように思えた。」
as many hours は長時間ということではなく、「同数の時間」つまりここでは「15時間」です。as は何かの弾みでついているわけではありません。
as many hours もそうですが、私が見抜けなかったのは they でした。これが fifteen minutes を指していることが分かりませんでした。
何か読んでみたいと思える本があったら読んでみてください。ひょっとしたら何冊かは一高の図書館にあるかもしれません。
>先のコメントで勧めてもらった麻布予備校が候補とは思っていますが、
教える方が文系だと
英語で苦労している理系の気持ちが分からない可能性があります。
あ、これ自分の偏見だけど大学進学してる日本人の大半は当てはまるとおもうのですが、
文系は
数学理科が出来ないやりたくないで文系進んでるだけでしょって人、多いと思う。100%それってことではなく、でも進路選択の動機としては十分。
で、同様に理系も
国語社会が超絶やりたくないから進んでるって人、文系ほどではないけど、多いと思う。
文系は
数学理科が無い分、文系のほうが
英語に時間かけられるってのは事実(東大社会2科目は例外)だけども、
英語が得意だから文系に進むってのはあまり無い気がする。あくまできっかけは上記の理由。
あと、古典の話もスレで出てるけど、文系の人も仕方なく勉強してるだけで、理系の人間と同じくらい古文漢文意味あんの?って思ってるよね。
大学で勉強や研究したいことや将来の志は個人個人で大なり小なりあるでしょうけども、わざとそれらを抜きにした話ね。
けしからん!とか怒らないでね。
人生は自分の選択肢を消去法で決めていく(≒自分に向いてるか向いてないかを決める)うちに、自分の道はこれだって自分に暗示をかけてる部分はあるので。
あと、欧米では文系理系なんて分けないのに日本は。。。みたいなそもそも論も今回は無しで。
>結局のところ
英語のモチベーションが湧かないだけ(そういう人間性、科目との相性)と分析しています。
>例えば、自分は古文のやる気が出ません。
>社会
国語は学校の勉強しかやってませんが。
>ただ、
英語だけ、なんともやる気が出ないんですよね。
結局のところ、
英語の教科書の題材が文系をターゲットとしたものだからモチベーションが湧いてこないんじゃないですか。
平日は
英語の授業の予復習をして、日曜は次のような科学が題材の
英語の本を読むのはどうですか。
1)Magnificent Mistakes in Mathematics
著者 Alfred S. Posamentier (著), Ingmar Lehmann (著)
訳本
数学まちがい大全集: 誰もがみんなしくじっている!
訳者 堀江太郎
2)Wonders Beyond Numbers: A Brief History of All Things Mathematical
著者 Johnny Ball
訳本
数学の歴史物語 古代エジプトから現代まで
訳者 水谷淳
訳本は英文の意味が分からないときの参照用です。4冊とも日本アマゾンで買えます。中古品なら安いです。
分からない単語や構文に出くわせば、英文法や英文解釈を学ぶモチベーションにつながってくると思われます。
There's a fork in the road.
前方に分かれ道がある。
There's a fork on the road.
(食卓に並ぶ)フォークが道に落ちている。
これを読んでニヤリと微笑むことができるなら
英語が得意になれそう。
なんて
英語は厄介なんだとため息をつくなら
英語が好きになれないかも。