君は言い直してくれないようだから僕が言い換えよう。
同じ質問を例えばこう聞いたらどうだろう。
真の東大生ってなんですか?真の京大生ってなんですか?
はたまた真の早稲田生ってなんですか?ついでに真の東北大生ってなんですか?
この問いに答えるのは難しいだろう。一高と二高、どっちの(平均)
偏差値が高いですか?なら簡単に答えられるけどね笑
「真の一高生」が存在するということは、「偽の一高生」も存在するということだろうか?そこがよくわからない。真も偽もないだろう。一高の門を潜った者にはそれぞれの理想や憧れ、思いやスタイルがあっていいと思う。
文武両道を掲げる一高に置いてすら、勉強一筋、部活動中心、遊び明かす者、各人自由な選択が可能であり、それをまた暖かく見守るのも一高ではなかろうか?
世の中は「何でもランキング」が好きなようだが、
偏差値のように簡単には数字化できないことが沢山ある。数字化できると安心するんだろうね。
数字化できないことに一生懸命取り組むこと。それが長い人生でいつ役立つかはわからない。もちろん難関大学に合格するのも素晴らしいこと。でもそれだけではないはず。
3年間の一高生活で何でも良い。勉強でも部活動でも行事でも読書でも友人でも恋愛でも何でも良い。後で振り返ったとき、「一高で得られた宝物、それは一生の財産だ!」そう思えるものが一つでもあったら、一高で学べて良かったね!と祝福したい。そんな一高生活を送れたらいいね。
真の一高生とはどのような人を指すのか?男子校時代、東北大合格者数全国No.1だった頃の一高生なんて、つまらない回答をするんじゃないぞ、と個人的には思う。頑張れ(今の)一高生!!
そうは言ってもやっぱり一高だ。東大や京大、国医の合格者数では二高に負けても仕方がない。でも地元東北大合格者数ではトップを奪回しようではないか。そして再び勝利の凱歌を杜の都に響き渡らせられる意地を見せつけようではないか。その日が来るのを密かに期待してる。
>トップを奪回
入試制度の根本的な変更や教育環境の劇的な変化がなければ「その日」が来ることはありません。
日比谷高校が凋落したのは学校群制度の導入によるものです。学校群制度の導入以前は日比谷高校だけでなく、都立西高校、戸山高校、新宿高校、小石川高校も私立の開成高校、麻布高校、灘高校より東大合格者数が多くて、都立高校の天下でした。学校群制度の導入で日比谷高校は非進学高校の2校と組まされ、日比谷高校の属する学校群に合格しても33%の確率でしか日比谷高校への入学が認められないので、日比谷高校を目指す最上位層は潮の退くようにいなくなりました。他の進学校の都立高校も同様です。日比谷高校からの東大合格者数が50人を超えるようになって「日比谷高校の復活」などと言う人もいますが、学校群制度の導入以前は軽く150人を超えていたのだから(最高記録は193人)、復活とは程遠い状況です。
茨城県はつくば市に研究学園都市が指定されつくばエクスプレスが開通して土浦一高が日立一高をしのぐようになりました。これは教育環境の劇的な変化の例です。
一高と二高が学区分割後に逆転したのは二高の属する北学区の急速な人口急増によるものです。
https://www.youtube.com/watch?v=Q3nX7DOZPIA学区分割前の二高は「学力別クラス編成」を行っていましたが、一高には全然追いつけませんでした。死に物狂いの努力だけでは序列は逆転しないのです。
https://sendaiichikou.seesaa.net/article/480718640.html現状が逆転するのは例えばまた学区分割が導入された場合です。ただし今度は南北でなく東西の分割です。境界線を広瀬川にして、広瀬川の源流では真北に線を引きます。これなら序列が逆転するのは確実です。