スーパーサイエンスハイスクールを少しだけ知る関係者ですが…
一長一短がある気がします。東大の文系を目指す生徒にとっては履修科目は不足になっていないのでしょうか?
通常の理系クラスで良いと考えている生徒には、どうなのでしょうか?
良い点としては、海外研修等も国の補助をいくらか受けて行けるという点。
AO入試など、
小論文対策に強いかなという点。
よくある理数科とは何が違うのでしょうか?
よくわからない点も正直多いです。
英語力も多少いるようですし…
入学前はよくわからないですよ。入学後も1年ならよくわからないと思います。
在校生の視点から答えさせていただきます。
学術研究については、多少放課後残ったりしなければならないものの、そこまで大きな負担ではない、といった感じです。プレゼンテーションや、自分の力で調べる経験など、社会的に役に立つことはあると思います。(受験には可もなく不可もなくですね)
ss
理科総合についてですが
ss
理科総合Aとss理科総合Bが1年時には存在します。Aの方は化学基礎のことです。基本的には普通に授業を行っているので他校との遜色はありません。
ただ、Bについてはいくつか問題があります。物理と生物をそれぞれ5時間ずつ交互にやるのですが、ほとんど実験するだけです。定期テストにBは出てこないので、ただレポートを提出して成績を判定されます。特に物理は、2年になると通常の物理だけでなく物理
英語という
英語で物理を教えられる授業があるので、正直高校入試までに物理が間に合うのか不満です。(今の高3は1年のときの物理は普通に授業をしていたらしいですが、それでも物理
英語のせいで進度が遅れていたみたいです。)
ただ、sshが来年はもう終わるかもしれないという話もあるので、それだけで志望校を決めるのは芳しくないでしょう。
在校生の方から貴重な情報をいただき,感謝申し上げます。
学術研究はそれほど負担にならないとのこと。
調査研究のよい機会であると,とらえたいと思います。
SS
理科総合Aで化学基礎を学ぶということですが,それであれば他校普通科のカリキュラムとあまりわからないかなと思いました。理科総合という名前から理科4科目のコアとなる部分をそれぞれ少しずつ学ぶのかと想像していました。
物理
英語という授業があることには,驚きました。
昨今の高校生がメインの学術研究発表会等において
英語での口頭発表やポスター,スライド作成も珍しくないとはいえ,授業として課す(多くの在校生を対象としている)ねらいはどこにあるのでしょう。
(僭越な物言いで失礼します。)
SSHの対象期間は5年間で,今がその3年目であれば,現高1〜3年生が3年間SSHで学ぶ生徒ということになる,つまり,もし,SSHを今期以後継続しないとすると,今の中3生が来年度入学したときには, 在学途中でSSH対象外になってしまうので,教育課程はこれまでのSSH向けにシフトしたものから,もとの形に戻す可能性もあるのだろうかと勝手に想像しました。
一高のSSHに関連した科目を受講しての感想は,まさに現在校生とその関係者の方々からしかお伺いすることができないので,情報をいただいたことを本当に有り難く存じます。
仙台一高の学術研究に対する取り組みは、全国のSSH指定校の中でもトップクラスのものだと、先生方が言っていました。めんどくさいと思うことも多々ありますが、いい経験になっていることは間違いないです。