どこの中学でその点数を取っているのかで判断が変わります。
例えば、二高合格者が多いランキング上位の中学校であれば試験問題が難しいため、300点しか取れない人でも郊外の中学校に転校すると400点取れるくらい格差があります。
まず直近の新みやぎ
模試を受験して自分の学力
偏差値(=宮城県内での相対的立ち位置)を把握してください。
無責任な回答としては、今すぐ行動すれば一高二高でも合格できると思います。
でも、データはありませんがもし統計取ったら貴方と同じような境遇からはほとんどは入れなかったという結果になると思います。
なぜならほとんどの人は行動しないからです。
一握りの行動できる人間になれるといいですね。
行動とは何か?
単純に、継続して長時間勉強することです。
手始めに3週間やってみてください。1日も休まず手を抜かず学校と部活以外で平日3時間、休日8時間やってみてください。(これでも緩いほうです)
おそらく今まで勉強習慣がない中学2年生100人いたら99人は継続出来ません。勉強体力と習慣が無いので耐えられないのです。もっと言えば100人全員出来ないでしょう。今まで出来てないのですから。1時間くらいなら出来るかもしれませんが、それくらいなら既に南高合格する程度の人はやれています。同学年で一高二高に合格するような人なら毎日平日3〜4時間は当たり前にやってるでしょう。それだけの継続した積み上げが必要なんです。
厳しいことを言っているのではなく、現実を言っているだけです。そういう常識、あたりまえの水準や価値観をまず知る必要があります。
もう一つ、
入試制度、特に調査書点についてです。
詳細は塾や学校の先生に教えてもらってください。
かいつまんで説明すると、
宮城県公立高校入試の受験戦略上考えるべきことは、
調査書点重視か学力検査点重視かです。
偏差値55以上の主な高校について、
調査書点:学力検査点の比率が
3 : 7(学力検査点重視の高校)
二高、一高、三高、宮一、館山、泉、宮城野
4 : 6(やや調査書点重視の高校)
二華、向山、南
です。
更に
偏差値が低い高校はもっと調査書点重視の高校もあります。
相関図方式は現時点では知らないかもしれませんが、数値だけ言うと、学力検査点重視の3 : 7の高校だと調査書点の重みは0.3〜0.5、
やや調査書点重視の4 : 6 の高校だと調査書点の重みは0.7-1.5になります。
すなわち、貴方が目指す南高は調査書点が悪い人にとって逆転合格しにくい学校です。それは知った上での南高志望でしょうか?
一方で二高一高三高宮一は調査書点の比重が小さいため学力が高い子が合格しやすい(当日高得点取れば逆転できる)設定です。どちらかと言えば貴方に向いているのは3:7の高校でしょう。(というか中学の半分以上過ぎていて調査書点はもはや挽回不可能なので、学力でぶっちぎるしか道はない。)
貴方の評定が最終的にどのくらいの調査書点になるか予想したことはありますか?
計算方法は知っていますか?
入試戦略はまずそういう情報を認識するところからです。
自分の人生に関わることですから興味を持ってよく情報収集してください。
例えば、南高合格者の調査書点平均が172-176と仮定して、貴方の調査書点が140だと仮定すると、本番で400点取らないと厳しいと思っておいてください。
貴方が南高に行きたいと本気で思うのなら、勉強やってなかった分を取り返すために他人の倍は勉強する必要があること、評定のハンデを上回る点数を取らなきゃならない受験制度の事実を知って、覚悟を決めて勉強する必要があります。