南高の共通選抜は4:6です。
ざっくり言うと志願者の当日の得点帯(350±50点)においては、調査書点の重みが0.7〜1.5くらいになります。
すなわち、一高二高三高宮一の共通選抜3:7(調査書点の重みは0.3〜0.5)とは異なり、南高は逆転合格は起きにくい方式です。
その観点で考えればその高校がどういう生徒に来て欲しいかが判りますね。
具体的な数値として、評定140の貴方が合格最低点を上回るための点数を示します。
仮に評定170で330点が合格最低点だった場合、
352点必要(調査書点の重みが0.74)
仮に評定170で340点が合格最低点だった場合、
364点必要(調査書点の重みが0.79)
仮に評定170で350点が合格最低点だった場合、
376点必要(調査書点の重みが0.85)
仮に評定170で360点が合格最低点だった場合、
388点必要(調査書点の重みが0.93)
仮に評定170で370点が合格最低点だった場合、
401点必要(調査書点の重みが1.02)
貴方が評定140で、
A判定取った事実があっての話ですか?
仮の話でA判定だったらって質問ですか?
もしA判定取れる学力があるとすれば、受験戦略上は7:3の高校を受験すべきですが、行きたい高校を目指すのが一番です。
尚、挙げている点数自体は逆転に必要な点数を計算するためのものですので、点数自体に深い意味はありません。
当日に何点取ればいいのか、みや
模試の点数ではどうなのか、毎回難易度が異なりますから、点数を目指すのではなく、相対的な学力(
偏差値や志願者内順位)を目安にしましょう。
A判定は宮
模試で取りました。志望校順位も50位以内です。丁寧に計算までしていただきありがとうございます。お手数かけますが400点程取れば受かるでしょうか?
みや
模試と入試本番では難易度が違うので、そのくらい上位であれば合格すると思います。
ただ難易度によって取れる点数は変わりますから点数だけで結論づけることはできません。
易化で平均点が上がればその分合格最低点も上がります。
難化すればその逆です。
どうしても点数で判断したいのであれば、例えば宮城県公立高校入試
問題集の冊子にはその年の平均点の情報が掲載されていると思うので(載ってなければ塾で聞けば教えてくれるはず)、自分で本番形式で解いてみたときの目標点数(志望校の最低点ボーダーや合格者平均点)を適宜変動させてください。何点くらいが南高の合格平均点だったのかは塾に聞けば教えてくれます。
過年度の宮城県全体の平均点は
R5 300.4点
R4 287点
R3 271.1点
R2 260.4点
R1 285.7点
です。
昨年度(R5)は平均点300超えてるので400点でももしかしたら調査書点140だとギリギリなのかもしれません。
それ以前の年なら400点取れたら余裕でしょう。