難しい選択ですね。
私は理数をオススメしたいところですが、
数学の理解が遅い点を考えると少し躊躇します。
まず、理数科を薦める理由としては、
理数教科を受けていると、大学進学に有利だからです。
例えば、人文コースや国際コースだと、物理や生物といった理数教科は必修ではありません。そのため、大学入試の際に理数科目が入試の必修科目だった場合、入試を受けられなくなります。
つまり、大学の選択の幅が狭くなるのです。
(一部の大学、例えば芸術大学などの文系の大学は例外ですが)
理数コースに入らないと工業大学や理工学部はほぼ100%受けられません。
だから私は理数をオススメします。
しかし、理数コースの
数学は発展した部分まで授業で行うので、他のコースの内容よりも難しくなります。そこについて行けなくなると、かなり苦しい状況になるでしょう。
一方で、人文コースがダメというわけではありません。あなたが苦手な古典の勉強は、他のコースと同じ教科書で授業をしますし、古典はそこまで差が出る教科ではありません。(毎日しっかりと勉強をしていれば)
社会と現代文が好きならば、人文コースでも十分やっていけるでしょう。
次に、
雰囲気と仲が良いコースについてですが、どちらも悪い雰囲気ではありません。
ただ、理数は男子が多いので、そのノリが苦手、というのならば、少し大変かもしれません。富谷高校の風紀は乱れているわけではないので、その点は気にしなくてもいいかもしれません。
さて、長くなりましたが結論を言うと、
理数に進学した際のメリット
・進路の幅が広がる
・発展した学習もするので、他コースよりも勉 強の幅が充実している
・特別教室が近いので移動が便利
・北側にあるので夏は涼しい
デメリット
・発展した内容のため、一度ついていけなくな るとその分を取り戻すのが難しい
・男子が多いので若干暑い(?)
・人文と比べて昇降口&食堂まで遠い
人文に進学した際のメリット
・好きな教科が多い分、勉強も身につきやすい
・
数学の少人数制で基礎クラスがあるため、苦 手な
数学もゆっくりなペースで勉強できる(※少人数制は1年生の時のみ)
・比較的教室からの眺めが良い。
・コモンスペースがあるので昼休みはそこでの んびりできる
デメリット
・理系の大学に進学できない
・南側にあるので夏は暑い。
・女子クラスがあるのでクラス分けの時に女子 だけのクラスになることも(これは女子のみ のデメリット)
こんな具合です。
何にせよ、入学してみないと分からないです。
人文を併願して理数の入試を受ける、というやり方もあります。
入試まで時間が余っているとは言えませんが、大事なことなので、周りの人に相談してみるのも良いかもしれません。
長々とした回答で申し訳ありません。
国公立を目指すなら理数がおすすめですね。
選択肢が広まるので。
参考程度に、富谷高校からここ十年間で入学した国公立大学です↓
国立
・山形大学(毎年数名輩出しており、岩手大学と同じくらい富谷高校から進学する人が多い国公立大学)
・岩手大学
・宮城教育大学
・東北大学
・埼玉大学
・群馬大学
・福島大学
・北海道教育大学
・室蘭工業大学
・弘前大学
・秋田大学
・茨城大学
・宇都宮大学
・電気通信大学
・富山大学
・信州大学
・高知大学
・静岡大学
・琉球大学
公立
・宮城大学(富谷高校からの公立高校では圧倒的に多い人数を輩出しています)
・釧路公立大学
・はこだて未来大学
・青森公立大学
・岩手県立大学
・秋田県立大学
・国際教養大学
・山形保健医療大学
・会津大学
・高崎経済大学
・前橋工科大学
・首都大東京
・横浜市立大学
・都留文科大学
・神戸市立外
国語大学
・福岡県立大学
・長崎シーボルト大学
・長崎県立大学
・宮崎公立大学
富谷高校からは圧倒的に理学部や農学部といった国公立大学の学部に進む傾向が高いです。
将来国公立大学に進学するというのならあ、理数コースに進学することを勧めます。