いわきの中学生の多くは中3の1学期まで部活をやっているので、高校入試の範囲外である高校の学習をやる余裕のある人はごく僅かです。実際に(私の知っている範囲ですが)中学で先取りしていた生徒は、新教研や学テで230点取れていたような人達でした。多くの磐高生は中学卒業後に高校過程の勉強を始めるのだと思います。
ご存知のように、中高一貫受験校では遅くとも高2で高校過程を終わらせて志望校対策をするので、公立校は大変に不利です。
特に東大等の超難関を狙う場合は先取りが有効であることは確かですが、高校からでも可能だと思います。
例えば、東進では高2までに英数を終わらせることは可能ですし、通信教育や高校で配布される参考書を使って先に進めることも可能です(磐高の上位層は参考書で進めている人が多いようです。)
高校の勉強は難しい上に範囲も広いので大変ではありますが、高校生の理解力、集中力は中学生とは違います(もちろん個人差も大きいですが)。また、将来の目標が具体的に見えていることも大きなモチベーションになると思います。
毎年、磐高から合格体験記という冊子が発行され、難関大合格者の文章が記載されています。高3の前半までは遅れていても巻き返して逆転合格した姿が読み取れます。高3の秋から伸びる公立生に対して、私立受験校の生徒は、高3夏の東大
模試はA判定でも、その後下がってしまい合格できなかったケースもあるようです。
とは言っても、いわきでは先取り学習している生徒が少ないことが進学成績が悪い一因であることは確かで、安積、福高と磐高の差もそこにありそうです。
合格体験記には東大合格者の文章もあり、質問者さんの知りたいことのヒントになると思います。近くに磐高生がいたら借りて読んでみてください(今年と昨年のが参考になるかと)。
磐高に入った位で東大志望とか言う奴が毎年いるが本当に恥ずかしいの一言。英検一級準一級取得とか東大実戦OPで合格判定ありますとかあれば頑張れと言えるが。東大入試だけは別次元だよ。