自治医科大学医学部と福島県立医科大学医学部を比較すれば
偏差値的にも知名度でも自治医科大学が上でしょう。そういう意味で学歴に優劣を付けるなら自治医科大学だとは思いますが、どちらの大学も基本は臨床医になるのですから
どちらでもよいのではないでしょうか。
研究医を目指すならこの2校とは別の大学の医学部を目指すべきですね。
福島県立医大の推薦枠はA枠、B枠があってA枠は卒後(国家試験合格後)2年間は大学が指定する病院での研修が必須です。B枠は指定病院で4年間の研修と5年間の勤務(合計で9年間)が必須になります。(但しB枠は在学時に貸与型の奨学金が支給されます。)
自治医科大学は各都道府県に定員枠が設けられていますが2〜3人程度ですので合格のハードルは非常に高いです。校内で3番くらいまでなら可能性があるかもしれませんが。
県立医大の推薦枠も磐城高校からならA,B枠で併せて10人程度は推薦できますが磐城高校からは近年3〜5人程度しか合格していないと思います。センター試験で8割が必須で合わせて
面接点や総合問題の試験結果で合否が判定されます。
一般枠で医学部を受験するよりは合格しやすいですが決して簡単なものでは無いと思います。
こちらは校内で13番位までいれば合否は別にして推薦はしてもらえるでしょう。
政府は地方の医師不足の問題もあり、ここ数年医学部定員の増員及び新規の私立医学部設置を進めてきましたがそろそろ増員に歯止めが掛けられと思います。逆に医師が増え選ることを危惧して医師会の圧力もあり近いうちに定員の削減が行われるでしょうから数年後には狭き門になることも予想されます。
いずれにしても目標を早めに決めてポイントを整理して学習することは非常に重要です。
部活をしながらでは厳しいでしょうが一年生の早くから医学部受験に特化した勉強をすることをおすすめ致します。
いずれの大学も近年の磐城高校から合格するのは難しくなっているのは確かですが不可能な訳でもなく、特に県立医大なら大いにチャンスがあります。がんばってください。
↑の方に質問です。福医大、底辺とか言っておりますが、あなたは合格できるの?そこの卒業生、これからそこをめざして、努力する受験生に、たいへん失礼です。国公立の医大はどこも
偏差値高いです。福医大も超難関大です。
よく県立医大は底辺とか言われますが、あくまでも国公立の医学部の中で比較して入学時の
偏差値が低めというだけす。地方の公立大学であることがその要因の一部でしょう。
偏差値が非常に高い大学の医学部を卒業しても医師国家試験を突破できない方々は沢山います。
県立医大は留年や卒験の不合格者が少ない上に国家試験の合格率は全大学の医学部の中でも常に上位にいます。要するに落ちこぼれる学生が少ないということです。
入学することができれば大抵の学生が6年で国家試験を突破し晴れて医師になっているということです。入学後にかなりの努力をしていることがうかがえます。
これは非常に素晴らしいことです。
自治医大もしかりです。
多くの私大や一部の国公立の医学部では合格できそうもない学生は国家試験を受けさせてもらえないので見た目の合格率は高いというマジックがあります。
そもそも県立医大や自治医大の大きな理念の一つに福島県や僻地の臨床を担う医師の養成があるのですから地元の高校生が志望してくれることは良いことです。
県立医大の地域枠の場合は入学年度には必ず
福島県緊急医師確保修学資金
を貸与されることが義務付けられてますが、
修学資金も6年間の貸与されれば、
学費云々はほぼ全額貸与される形になる。
貸与された修学資金の返還は、
県立医大卒業から2年以内に医師になり(県立医大の新卒の医師免許合格率は90%越なのでほぼ間違いなくクリアされる)、
勤務場所は、福島県地域医療対策協議会において協議され県に決定されるけれど、
卒業後の12年のうち9年間だけ県内の公的医療機関勤務(研修含む)すれば全額返金免除されるのだから、
いうなれば
授業料等免除と同じですね。
県内のどこの医療機関を指定されるかその時々だろうけど、
例えば、いわき近辺だったら田人とか河内村とか鮫川村とか、
僻地といっても福島県内であって離島とかではないので、さほど僻地感はないと思うけどなあ。
推薦でなく一般試験での場合は、
センター試験+医大での2次試験の合計1310点中、28年度も27年度も900点弱が合格者の最低点数だったようで、
国語、
数学、社会、理科、
英語をコンスタントに85%以上の成績とれるなら合格圏内かもね。
ガムバレ!