まずは、募集要項のトップにある文面の考察。
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平成28年度入試から、いわき秀英高校は入学試験制度の一部を変更いたします。
高校入学はゴールではなくスタートです。希望する大学の現役合格へ、そしてその先へ続く将来の志望実現のために、本校を第一希望とする方の受験、入学を教職員一同、心よりお待ちしております。
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この文面で大事な文言は、“本校を第一希望とする方の”という文言です。
前年度まであった専願制は、“秀英高校で学びたいから秀英しか受験しません”という受験生の意気込みを考慮して合否判定時に優位性を持たせるシステムであったはずです。
しかし、
この平成28年度の募集要項では“専願”という言葉は使わず“本校を第一希望とする方”という言葉を使っています。
第一希望があるならば、第二希望、第三希望、、、、、とあるものと承知の上でのこの言葉を選択したのではないか?と推察できます。
つまり、秀英さんとしては、
県立高校はもちろん、国立高専や他校、いろいろな選択肢を持つ人も容認しているのですが、
その希望の中でも第一希望を秀英にしたい、秀英で学びたい、そういう思いの強い人を受け入れたい
という事だとおもわれます。
ではここで視点を変えて、受験生の立場としての希望の“本質”を考察してみましょう。
例えば“公立を目指すが滑り止めで私立を受験しておきたいが秀英さんの日程では秀英受験のメリットがない”といわれる受験生の希望の本質。
国立高専は、県立高校の受験日よりも前に入学手続きが締め切られるのが定常的ですから、
この場合の公立とは県立高校のことでしょう。(もしくは市町村立かもしれませんがいわき界隈では現在ありませんので)
では、この場合の受験生は“本当に県立高校のみで学びたい”というのが希望の本質なのでしょうか?
滑り止めで私立を受験したいということから県立にこだわっているのではなく、
『自分がいってもいいかなと思う学校で“自分の能力にみあった、自分の可能性をincreaseしてくれる学校”』に入学したいのが本質であって、
“是非とも県立だけ”というこだわりは本質ではでしょう。
もし、県立だけとのこだわりが本質なのであれば、滑り止めという考え方は無く、希望校一本に絞って対策精進するでしょう。
であれば、
受験日の段階までは“できれば公立という思いもあった”としても、
「本校の教育システムで育てれば大いに引き出すことができる可能性があります」と認める合格通知を受け取ったら、
『自分の可能性を引き出してくれる可能性が高いかもしれない、なら、こちらを第一希望として入学してみても良いかもしれない』
と進む道をもう一度よく考え直す可能性もあるのではないでしょうか?
秀英さんはそういう受験生も入学容認しているということが、あの文言から読み取れると考察できるのではないでしょうか?
次に、日程について考察したいと思います。
この日程についてはいくつかの見方があると思われ、
まずは、県立高校の受験とかみ合わない件について考察したいと思います。
この件に関する平成28年度の募集要項の日程は、
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出願期間 : 平成27年12月10日(木)・11日(金)
試験日 : 平成28年1月9日(土)
合格発表 : 平成28年1月15日(金)
手続期間
手続き期限 :推薦 : 平成28年1月18日(月)19日(火)
手続き期限 :一般 : 平成28年1月18日(月)〜 2月18日(木) ◀ (県立2期選抜出願締切日)
手続き後 : 3月08日(火) 入校確認日(新入生) ←県立高校の2期選抜試験日(〜9日)
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とあり、
『入試合格者で秀英に入学を希望する場合は“県立2期選抜出願締め切り前に”入学手続きを完了すること。
手続きを済ませて本当に入学の意思を固めた者は入学確認日に出席すること。』
となっています。
この県立高校の受験日程の前に合格者は入学の意思を固める必要がある日程となっていることが、
「秀英高校レベルの高校を滑り止め保険にしたいと目論む受験生や保護者や指導者」にとっては痛い日程であるのでしょう。
これは、
一部の人にとっては、
・私立が県立に対抗意識を燃やしている
・(レベル的に丁度よいと思っていた)滑り止め受け皿がなくなって困る
などの不平をもらす人もいるでしょう。
けれども、
前回の投稿で考察した内容を鑑みれば、
秀英さんは、
受験時点ではいくつかの進路選択肢で迷っている分に関しては容認するものの
・『進路を決断すべき時点になれば迷いを振り払い、秀英で学ぶことを決意した者』を入学者として欲している。
・秀英で学ぶことを決断しきれない人は、どうぞ入学を辞退して結構です。
というスタンスを貫くことで、
大学受験という大きな目標達成のための土壌作りのシステムを作り上げようとしている。
と捉えることができるのではないでしょうか?
つまり
生徒自身のやりぬく決意だけでなく、
学校側の“その生徒を受け入れたのだからそれに応えるべくやるべき”責任意識など
キャンパス内のすべての人の意識そして行動への
関係者一丸となった体制づくりとして大きく寄与するのではないか?
ということです。
秀英さんは私立であり、ある意味、公から一線を引かれる学園ですから、
大事なのは、秀英を選んだ人と秀英での学ぶという環境の大目標の達成に向けて貪欲に施策する事なのだし、
秀英を選ばなかった人、秀英とは無関係な人のことは二の次でよく、
滑り止め受け皿という位置づけは、むしろ、この土壌作りには悪影響を及ぼすと判断するので排除した。
そういうことと推察できるのではないでしょうか?
こうした土壌作りのためか不明ではありますが、
国立高専の場合は、県立高校受験日程などお構い無しに入学確約日を設定していますし、
そういう土壌が自然と出来上がっている実例があるということも見逃してはいけないと思われます。
つづく。
長いんだよ。田舎の私立高なんて、滑り止めだからこそ価値があるんだよ。訳の分からない宣伝はやめたほうがいいよ。理想論や過度の期待も分かるが、もっと現実を見た方がいいよ。
長文すら読めない人は読むこのスレッドを読む必要もなくそしてこのスレッドに書き込みしないで新たなスレッドでも立てて気軽な会話でも楽しめる相手でも探して楽しくやってください。
前回までの掲示の最後に、つづく、としてあるは、その件でまだ考察すべき内容があり、今現在あたまの中ではある程度まとまっているのですが、書き込みする時間が取れない為つづくとさせていただいております。
これまでの(推測の)投稿内容に親御さんが理解しているかというとどうでしょう。
秀英が、各学校をまわって周知・説明活動を行ない、丁寧な説明をしてはいませんよね。
お隣の県は、ここぞとばかり中学校に売り込み説明を一生懸命していました。
秀英が、どのような学校運営をしていくのか、先取り学習している(優秀な?)中高一貫組とのクラス構成をどのようにして、高校からの入学組への授業を行っていくのかなど、具体的なカリキュラムを示すことができていたなら、多少は親御さんの理解が得られたのではないかと思います。
学校版マニュフェストの提示をして方針が見える学校運営、教師の配置、それに伴う頑固たる実行を秀英には期待したいとの独り言です。
「私立校は滑り止めだから価値がある」って堂々と宣言している方がいますが、説明しても理解出来ないと思いますし、興味がないと思いますのでお話はしませんがなんか…って感じです。もうここのスレッドには来ないで欲しいです。独り言です。
なんだかんだ言っても、秀英を注目してるから皆気になる訳でしょ! 第一希望で秀英を受験する人は、それだけの心得がある人だと思うので周りがどーの言った所で関係ないのではと思ってしまいます。皆それぞれ頑張ってるんだからそっとしとけばいいのに・・・スベリ止めに行く事のないよう第一志望に合格出来る事を祈ります。あー私も独り言です。