仮にボーダーを320点としましょう。その生徒の内申点の評点が8点でかなり良い方だとします。また、323点の生徒がいて、内申点の評定が普通よりやや下の評点が4点とします。
そうすると、320点の生徒は合計が328点で323点の生徒の合計は327点となり、入試の点数と内申点の評点の総合点で入試の点数が低い生徒が逆転するということになります。
北高の場合、320点前後が内申点の勝負になるので、その辺りの点数の生徒が対象になります。
北高の本番の得点と内申点の比率は8:2で、ボーダーライン上の生徒は得点と内申点の合計で合否判定に使われるそうです。
内申点は、学校での評定5段階の合計が最高5Χ9教科の3年分が基準になります。
内申点も500点満点に換算して、得点と内申点の評価比率8:2に置き換えて合計され、合否判定に利用されるそうです。
すると、通信簿の評定の高い生徒だと、試験の得点で10点ほどなら逆転する可能性もあるようです(現実的な意味で)。
それにプラスされる事に、部活動や生徒会活動なども学校によっては得点に代わる合否判定要素として使われたりする事もあるそうです。
北高の場合、部活動も生徒会活動も内申点の点数に変換されている要素は少ないようですが。
それは初耳です。私もそこまで詳しく知りませんでした。詳しい情報を教えていただいて私自信勉強になりました。
ただ少し疑問に思う事は、通知表の高い生徒が有利になるということは、宇大付中や市内の公立中でレベルの高い中学であれば、通知表の高い生徒は宇高や宇女レベルの生徒がほとんどだと思います。北高レベルであれば、通知表の評定は上記の生徒より下がるはずなので、レベルの低い中学の生徒の評定と比較するのは平等ではないと感じるのですが。その辺りは、合否判定の際に学校側は考慮はされているのでしょうか?レベルの高い中学の生徒が不利になるのではと感じます。
実際、レベルの高い(宇大附属中など)と言われる中学の生徒は、内申点を利用される調査書選考では明らかに不利になってます。
試験本番の上位80%までに入らず、内申点をプラスしての選考では不合格!も簡単に出ます。
それが受験における平等性とも言えると解釈しています。
なるほど、宇大付中レベルでは中位以下の生徒は入試本番で点数を取らなければ、不合格になるということですね!宇大付中が1学年160名近くいて、宇高・宇女に70名前後が合格しても残りの約半数以上は、それ以外の高校に進学するということですよね。それだけレベルの高い中学だからこそ、それなりのハンデを背負うということは逆に言えば、それが受験における平等性ということになるでしょう。中入組は別として、幼稚園・小学校からストレートで宇大付中に子供を入れる親の多くは、子供の才能はさて置き、エリート思考でプライドが高い方が多いと聞きます。要するに親の見栄だけですよ。中入組が40〜50名いたとしても、幼・小入組(110〜120名)の中から20〜30名しか宇高・宇女に合格出来ないことになります。
質問に関係のない話になって遠回りになりましたが、上の方がいわれる事が理解出来ます。今後も情報交換の程、宜しくお願いします。
中学からの中入り組でさえも、4年前の県立入試では相当数の宇女高失敗組が出ていますから、中入り組はすべて宇高宇女へ合格!て訳でも無いようです。
宇大附属中の保護者さん達と付き合う事になって、意外な厳しさを知りました。
自主的な学習があってこその学校のようです。
無ければ当然のように北高などへ流れたり、私立の特待組へ(宇高宇女の)入試失敗の結果流れます。
宇大附属中の保護者さん達との付き合いは、子供が宇高宇女へ進学すれば必然的に訪れます。
通知表(内申書)については今は絶対評価が導入されているので、極端な話全員に5をつけたり全員に1をつけることもできます
まあ、ここまで極端な運用はないとは思いますが、同じレベルの高校であればまず内申書の評定平均で差がつくことはないそうです
そういう意味では本番の点数こそが合否を分けるのが栃木県の最大の特徴だと思います
反面下位二割については内申書も加味されるので、よほど特記事項に自信がなければボーダーラインを狙うことは無意味ということになります