開成高校では合格者と入学者を公表していますが、例年70人程度辞退者が出るようで、大半は筑駒や筑波大付属、学芸大附属に抜けていくみたいです。公立の浦和や日比谷に行く生徒はせいぜい各5人程度ではないですか。
首都圏では開成中学や開成高校に不合格で、併願校に進学し、東大に合格する者も少なくない一方で、開成では毎年100人近い生徒が早慶や中には大東亜帝国に進学している者もいるようです。何でもかんでもトップを目指す必要は無いような気がしますね。宇高でも十分でしょう。
開成辞退者の進学先ということで考えると、都内の国立大附属高校の他にも力試しで灘とかラサールなど、関西や九州の名門私立高併願者も受けに来るのでしょうから、確かに激戦ですね。両方受かって、宇高レベルの公立に行くという人は限られるでしょうね。でも、それだけの学生を預かっていながら、4分の1が非医学部系の私立大に進学とは、決して、良い実績とは言えませんね。
単純に
偏差値データを見ると、首都圏の高校
偏差値75以上で合格率50〜60%だそう。
地域による学力差はないものとしてまず栃木県内に
偏差値75以上の中学生がどれぐらいいるかと言えば上位0.62%だから120〜130人。
そのうち男子の比率が6割だとすると70〜80人。合格率を計算すると35〜50人。
このうち宇高にいる人数を宇都宮近郊の人口比率や他の有力校への分散を考慮すると3〜4割で10〜20人。
ってとこでどうだろうか。
宇高の先生たちは、首都圏の有名校に負けない力が付くように考えてくれています。(配布される問題集は、とっても多いです。)それを完璧にすれば、東大も大丈夫だと思います。ちなみに息子は、問題集を7割ぐらいしかこなせませんでしたが、現役で国立大学医学部医学科に合格しました。
先生から出されたものを完璧にすれば、希望の大学に合格できる力はつきます。東京まで通う時間を部活にまわし文武両道でがんばる方が、高校生活が充実して楽しいと思いますよ。