中等部を志望している小6の皆さんは、県立トップ校を志して入ってくる人が殆どでしょう。私も県立トップの女子高に進学する予定ですが、元中等部生として、中等部の内部事情を話してしまいます。(本当の話ですが、内容はやや過激です!)
1、私立中なのに、県立入試の対策(プリントなどをやる)は1月からです。そこに至るまでは《何にも》やりません。授業がそこまで遅い進度で続きます。(公立中並の進度) シラバスには9月からとか書いてあるのに無視されています。冬休み前の面談までに作新高校へ単願か併願かを決めなくてはいけないし、対策を始める時期が遅すぎる感じです。面談での進路決定も、先生が下野
模試の結果を読み上げて、「どうされますか?」と言うだけで、具体的な指導は無かったです(笑)。参考書も、1年生から配られるWinPassという問題集(
数学、理科、社会)、3年生から配られるtransferという
英語の教材が内容的に県立対策になって良かったくらいです。あとの教材は、教科書補強の「よくわかる学習」の様なもので、県立入試には対応仕切れない問題集でしたが、それに関連した宿題も多かったです。授業も平坦な授業で、教科書中心。使う教科書も他公立と変わりません。発展的な内容はあまりやらなかったし、少人数25人学級なのに生徒の私語が多く、授業にあまり集中出来ない時もありました。それに、
英語の先生の発音が悪かったり、成り立ての教師(教師歴1年ほど)を3年生の受験生の授業に起用したりと、先生も良い人と悪い人の差が大きいです。しかも、自習の時間がやたらと多いです。その時間も生徒は騒いだり遊んでいる人もいます。勉強している人はちゃんとしていますが。
2、先生方の質が悪いです。例えば口の悪い若い先生を主要5教科、副担任などに起用、生徒のモラルが悪くなるのも当然です。学年主任級の先生も体育の先生。担任も美術、家庭科、体育の先生が普通にいます。しかも、英検一級をもっているような先生、gmarchを出たような優秀な先生ほど入って直ぐに退職していきます。いじめへの対策も、先生方はいじめていた人たちに注意もせず、いじめられていた側の人の話を聞くだけでスルーらしいです。しかも、学年に不登校が5人ほどいます。(なかには2年くらい登校していなくても県立トップ校に合格した人もいますが)
3、本当に才能のある人は押し込まれ、先生はむしろ口が悪い人や人の事を馬鹿にするのが好きな人を好みます。頭髪服装検査は月1回行われ、男子なら髪の毛がこめかみにかかる人は切る、女子なら、髪の毛がブラウスにかかったら髪の毛を縛るなどの決まりがありますが、髪の毛が膝、腰までまである子は何故か放っておかれます。作新中はお坊ちゃまお嬢様学校と思われがちですが、カラコンを入れたり、学校でお菓子を食べたり、スマホや音楽機器を持ってきていじっている人も多いです。学校側からそういう事はやめろとは指導はありますが、守っていない人が殆どです。
4.特色選抜は、宇都宮東、矢板東、佐野の3校は受けられますが、それ以外の県立高校の特色選抜は受けられません。特色選抜に失敗したら一般選抜は受験できないので、一般選抜を選ぶ人が殆どです。特待生の奨学金も2年次からは作新高校単願の人達しか受け取れず、県立高校を受験する場合は全額返還しなくてはなりません。
一応私立中ですが、公立中+塾の方が効率とコスパが良い場合もあります。塾に通っていた人も多かったです。
この学校は、中1、中2から勉強を一生懸命している人は苛まれる(クラスによっては)場合もありますが、それでも、受験期になると少しは緊張感が出てきます。
環境は公立中よりは少しは良いかと思われます。毎年、学年約145人中、上位25人〜30人程度は宇高
宇女高に進学。下位層は平気で総進、情報に落ちます。
長文失礼しました。