真岡高校の場合は渡辺私塾の存在も頭に入れておくべきでしょう。真岡高校から国医や旧帝に合格する方は渡辺私塾の卒業生であることが多いです。一方、石高生の渡辺私塾在籍数は多くありません。今春、一橋大に合格した2人のうち1人は渡辺私塾の卒業生のようですが、他の旧帝合格者は渡辺私塾の卒業生ではないようです。
渡辺私塾の存在を考慮しても、かつて真岡高校に東大合格者がいたり、
数学オリンピックのファイナリストがいたときなら真岡高校を勧めたかもしれません。ただ近年は真岡高校でも石高でも校風が合う方へ進学するのなら結果はそう変わらないかなと思います。
高校選びでは目先の大学進学だけでなく、その高校がこれまでどのような卒業生を輩出しているか、という視点で選ぶことも大切かと思います。
真岡高校は拠点校ですので、さすがに卒業生は優秀で、ウィキペディアにも載るような、著名な卒業生だけでなく、県内でも官公庁や教職員など、優秀な人材を多数輩出しています。
入学時の
偏差値ですと、宇都宮周辺の高校の方が真岡高校など、宇高・栃高以外の拠点校よりも高い傾向にありますが、拠点校の上位の生徒は宇高の最優秀層並みに優秀ですし、各界の重要なポストに就いている卒業生が多いという意味で侮れません。
宇都宮地区では、宇高、宇女高は不動ですが、2番手以下の高校は10年、20年単位で見ると、結構、浮き沈みがあるイメージです。