数年前の卒業生です。私の代は倍率1.5弱でした。
正直な印象を言えば、残りの期間で相当詰め込まないと、かなり厳しいと思います。
デッサンは中途半端とのことですが、美術予備校等で周りと比較した結果、評価が特別良くも悪くもなく中途半端ということなのでしょうか?もし自己判断なのであれば危機感を持った方がいいです。
実技対策の方は1枚90分と、かなり時間を取られてしまうのと、なかなか
自己採点できるものではないので、学科の方をしっかり抑えたほうがよいと私は思います。
今から苦手な教科の対策を行っても、あまり点数は伸びないと思います。自分が得意な教科や分野を本番で確実に取れるようにする方がよいかもしれません。
たとえば
英語で、長文読解が苦手なのであれば、無理にその問題を解こうとするのではなく、前半の基礎問題で確実に点を取るために、得意な文法問題の出題傾向をまとめたり、1語でも多く単語を覚える、などの対策ができます。
(実際に自分が行っていた対策です)
一度冷静に作戦を立てるべきだと思います。
あまり無責任なことも言えないので、学校の先生や塾の先生と相談してみてください。
時間の使い方次第で、可能性はまだ残っていると思います。
時間の使い方というのは、娯楽(スマホやゲーム)の時間を一切無くす、といったことではありません。睡眠時間を削ってがむしゃらに問題集の問題を解くだけでは恐らく点数は伸びません。
自分の課題(ニガテ)を発見し、それを解決するための自分に合った勉強方法で、自分で決めた時間集中して取り組み、その取り組みを反省してまた新しい課題を発見する、という一連の行動を繰り返すことです。
私は単語帳で単語を覚えるのが苦手でした。その単語が使われている短い例文を読むことで、どんなときにその単語を使うのかをイメージでき、ようやく頭にインプットできました。ひたすら単語をノートに書くことで覚えられる人もいます。
限られた時間の中で、より勉強の質を高める方法をまず考えましょう。人によって自分に合った勉強方法は違います。
高い倍率が出て焦る気持ちも痛いほど分かりますが、一度立ち止まって自分の取り組みを見つめ直しましょう。
万が一、受験がうまくいかなくても、絵はどこでも描き続けられますし、自分の努力で上手くなれます。
あまり思い詰めず、自分がものづくりが好きだという気持ちを強く持ち続けて欲しいです。
応援しています。長文失礼しました。