一般に中学受験は「出来る子」のみの
偏差値ですので
偏差値50でも小学生全体の真ん中ではないから、というのもあります。
また高等部は義務教育ではないので、赤点(40点)以下の科目があるお子さんは進学できないことになっています。そのため高等部から入学なさるお子さんはある程度の学力を有さないと厳しいと言えると思います。
(実際には赤点があっても、補修など努力を重ねることで進学を許可されるケースもあるようです。)
偏差値の仕組みは分かりますが、
それにしても、中学の
偏差値40から、高校の65は差が有りすぎる。
偏差値40の子が公立中学へ進学して、65の県立高校に合格したら驚きますよ。
教育内容が良いのでしょうね。
それとも、たんに高校の人気が高いのでしょうか?
中学からの子達はそのままの中堅レベルで、
高校からの入学者が優秀なのですか?
高校から入ってきた生徒の大半は推薦入試ですし、そこまで学力差があるとは思えません。
実際ここ数年編入で入ってきた生徒のうちにも、名前もわからないような大学に進学した生徒も多くいます。
毎年一般入試で国公立、早稲田やGMARCHに進学する生徒の大半は内部進学者です。
しかし外部からの生徒が授業の進度追いつけないのか、というとそうではなく、ようは取り組み方に尽きるでしょう。
元来真面目な生徒が多いため、不真面目な生徒は外部で遊ぼうと考えますし、真面目な生徒はとけ込み勉学に勤しんでいます。
英語、歴史等は少し難しい内容かもしれません。しかし
国語等は簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんね。
高校二年生から進路別の時間割になるのでそこで
国語、
数学、理科等は細かく指導が入ります。
理系文系がはっきりとわかれ、各教科のグレードわけがされているのも
偏差値に関係あるように思います。
上位グレードのクラスはGMARCHに入る生徒が多いですが下位グレードとなると日東駒専以下や女子大が多いです。(昨年は下位グレードから早稲田に合格する生徒がいたようで、一概には言い切れませんが。)
高2段階で文系にいってしまった生徒は数2,Bを未履修、理科三科(物理生物地学1)から一科目選択(大体が地学選択)だったりするので理数に関しては
偏差値45を下回るお馬鹿さんだったりもします。その生徒が文系70超だったりもするので、ある意味個性を尊重しているのかもしれませんが。
ただ新課程導入によりいまは文理の偏りは減っているのかもしれませんね。
教師との仲のよさは異常と思います。外部から入った生徒、他校から移動してきた教師等が一番に驚くことのようです。生徒から率先して質問に通い、教師もそれを邪険にせず分かるまで指導を行っているのが進学実績に直結しているのではないでしょうか。
場合によっては一人に対し教師が毎日補講を行っていることもありました。個人
面接も頻繁にありましたし、担任が一人一人の学力をデータ化したり受験校の傾向を調べてくれたりと
進路指導に関しては本当に整った学校だと思います。