川越高等学校 - 埼玉県 公立

変化ありました。すごかった。

川高は偏差値平均が67くらいだった。中央値も67台。
川女は偏差値平均が66台に。

川越高校
合格者平均偏差値 67.1
合格者中央値 67.8
合格者最高 73
合格者最低 59

少しずつ下がっていきますね・・・

最近下がりぎみですね、、、
がんばれ川高！

2019年実施の県立各高校の合格者北辰平均偏差値、中央値は某twitterに今年の5月には既に掲載されていた。
twitter主はおそらく北辰関係者。

ここに書きこまれた数値と一致する。

最低59はいくら何でもやばすぎでしょ
川南、所沢レベル

偏差値60前後の川越南、所沢レベルの生徒が入ってるって確かに衝撃ですね。せめて、所北のラッキーパンチ合格と言った所かと思いましたが

ほぼこの人の予想通り？

埼玉県公立高校 偏差値目安 2020 (普通科)

県立浦和 72
大宮 70
市立浦和 69
浦和一女 69
県立川越 67
春日部 66
川越女子 66
所沢北 65
蕨 65
越谷北 64
浦和西 64
不動岡 64
熊谷 63
越ヶ谷 63
川口北 62
和光国際 62
川越南 61
熊谷女子 61
浦和南 60
大宮北 60
熊谷西 60
所沢 60

浦和、大宮、一女以外、大して差はないね。

一女も今じゃ市立浦和と大差ないんだね。

だいぶ変わりましたね。
何度も貼りつけられているデータですが、県内高校の序列イメージはこれでした。

73 浦和
72 熊谷
71 川越 春日部
70 浦和一女
69 川越女
68 浦和西
67 不動岡 熊谷女 松山
66 春日部女子
64 蕨 本庄 秩父 松山女
63 越ヶ谷
62 所沢
61 大宮
60 上尾
59 浦和市立

昭和54年に学区制導入される前の偏差値がひとつ上で、全県学区以降が四つ上の偏差値。

その間の27 年間は？

川高は学区制による東西すみわけで2004年の学区制廃止まで浦和のライバルだったよ。
春日部、熊谷、浦和一女、川女もこのころまではヒエラルキートップに君臨してた。ただ松山、熊谷女、春日部女の伝統別学が凋落し、大宮、浦和市立といった新興共学校があがりつつはあった。浦和市立の躍進は88年夏の甲子園ベスト4｢さわやか旋風｣がきっかけ。大宮も60年代に甲子園に複数回出ている。
その傾向が加速したのが学区制廃止とさいたま新都心駅設置。アクセスが改善命令された大宮が2000年代後半に躍進し、川高の地位にとってかわり今に至る。

長文失礼。
学区撤廃で変わったのではなく、すでに学区制中盤以降にはどの伝統公立も例外なく進学実績が低下した。
学区制時代でも浦高と川高の差はかなり大きかったし、学区撤廃で大きく変わった訳でもない。
熊高は学区制になってまもなく下がってヒエラルキーの上位には早い時期からいなくなった。
川高、春高も大宮に逆転された。
浦高も都内の中高一貫私立への流出が激しくなって、学区制中盤から後半には進学実績が大幅に低下した。

今の埼玉は上位生徒が都内中高一貫私立流出だけでなく、県内私立の栄東あたりにも流出するから伝統県立高校はどこも厳しい状況にある。
埼玉だけでなく、東京、神奈川、千葉の伝統公立もどこも同じ状況。
私学は公立高校とは異なり、そもそも都県レベルを超えて広範囲から優秀な生徒を集められる。
進学実績の高かった時代の浦高OBだって普通に子供を都内や県内の中高一貫私学に進ませる時代。
親の意識も子供の意識も公立伝統校志向でなくなった。

海外の多くの国がトップ国公立進学校づくりでやっているように広域レベルで、例えば首都圏全域から秀才を集めるスーパーな公立進学高校と秀才向けの特別カリキュラムを整備しないかぎり公立に秀才を取り戻すことは難しく、首都圏の教育熱心な家庭の中高一貫私学志向による私学進学校優勢の状況は将来も変わらないだろう。

東京も神奈川も埼玉も公立は学区廃止だが中高一貫私立志向の流れは崩せずに、トップ公立は共通して伸び悩み。
千葉も学区拡大、隣接学区受験フリー、県立千葉の中高一貫併設化でも反対に県立千葉は低下。ここも強力な中高一貫私立を崩せない。
上にあるように都県境を超えて秀才を集めるスーパー公立進学校を数校作れば流れが変わる可能性はあるが。
要するに公教育行政の政策の問題。

川高の全盛期は80年代後半〜90年代いっぱいかなと。大宮はたしかに理数科設置で伸びてきたものの新都心駅完成まで熊谷に並ぶまでだった記憶。川高、春日部が逆転されたのは2000年代中盤でなかった？
いずれにしろ、栄東、開智などがパイをくい、さらに大宮や浦和市立といった新興共学人気で伝統校は厳しい状況ですね……
伝統校の文化は人間教育として今でもみるべきものがあると思いますが。

2、３学区は全体的に伸びてないですかね。