川越高校から東大に合格した生徒を見ると、特に文系は1年の時から、部活動もせず、予備校通い。くすのき祭(文化祭のこと)にも不参加で、合格しても「あんな奴が受かったのか」と言われる、こともありました。でも、学校の教育成果を図る指標として東大合格者数を使わざる得ません。水泳でもやらしたいなら別ですが、どこの私立がよいか、検討中です。
理系の場合、東大や東工大はとてもじゃないが合格できない。早稲田や慶応では、
理工学部の
学費も研究のための実験費用のため年間軽く年間、100万円を超える。しかも、就職のいい人気学科は入るのも難関である。でも、東京理科大(私立です)では、満足な就職先がない。そこで、泣く泣く寒くて4年間下宿生活で、月10万円の仕送りという東北大学ということらしいです。将来を考えれば、もっと私立がおすすめです。
自分は、この場で大学の評価をしているわけではありません。しかも、文科系の人間なので、理系の人たちの間で、東北大や東京理科大の理工系の学科がそれぞれ、どう評価されているかもまったく知りません。ただ、年間100万円以上の
学費や下宿代を負担する保護者の立場で情報提供しているだけです(実際、こんなにお金が必要という現実)。下宿生活が悪い、と言っているわけでもありません。東北大や東京理科大の出身者の卒業生の方、ご気分を悪くなさらないよう、よろしくお願いします。ただ、情報は、毎年、正月に会っている東北大や東京理科大の卒業生から、実際、聞いた話ですから、ウソではありません。
<昔は、四天王と言われたのに、なぜ、東大合格者が片手で余ってしまうのか、学校の体質ですか?>とは、鋭い質問だと思います。特に、今年は、片手に余るどころか、東大現役合格ゼロです。中高一貫教育の全盛や、学区制の廃止で片付けるのは、大雑把であり過ぎます。この際、もう、少し、細かくきちんとまとめるべきと思います。
私は、現役東大合格者ゼロに象徴される不振の理由は、一・遊び癖がつきがちで、真面目とは言い難い校風 二・参考書製作のアルバイトに励む教員の存在などの不熱心な受験指導体制 三・教科書を使わない授業(昭和20年代頃)のような教科書軽視の精神、などの過去の要因が積み重なって形成された、(ご質問の通りの)川高の体質のため、とまとめられると思います。
2014/03/11の「放任主義という名の教師たちの怠慢に腹が立ってしようがない!」、2016/12/29の「学区制のため、いやいや川越高校へ」から下の多数の卒業生たちの意見のように、川越高校の卒業生の評価は最低点です。川越高校は、川越高校の衰退→埼玉県立高校の全体のイメージダウン→浦和高校の衰退→埼玉県立高校の全滅とならないよう、謙虚かつ誠実に、上で指摘された体質の改善に努めるべき、と思います。
他の質問スレに数値が書いてありましたが、ずばり川高の入試の
偏差値が下がって東大合格力のある生徒の入学が減ったからでしょう。
首都圏はどこも中高一貫私学に東大合格力のある生徒が流れて、東京は国立大学附属高校も加わって公立は苦戦しています。
中学受験で埼玉からは都内への流出が多く、一部は県内私立に流れて、いまの県立高校入試
偏差値の70も、皆が公立高校選択していた昔の
偏差値70よりも学力が低下しています。
東大なり、国公立医なりにどうしても入りたい生徒にアピールできる内容が足らないことも理由。
部活や行事に参加も良いですが、度が過ぎたり、受験勉強への切り替えのメリハリがないと浦高のように異常なほど大量に浪人しますし、かといって浪人してもなかなか受かりません。
都立学校群制度前の名門都立数校から大量浪人、東大合格者多数だった時代は浪人当然、浪人覚悟の文化でしたが、今は保護者や受験生の価値観も変わりました。
県立男子校がそれに対応できていないのかもしれませんが、それでも浪人当然の文化から川高は変わりつつあると思いますよ。
浦高が一番遅れているんじゃないでしょうか。