今のところ、あんまりというか、全然知らない生徒が多いのではないでしょうか。みんな、今の学生生活で精一杯ですから。でもうちの学校も甲子園やインターハイなどで、だいぶ知られてきたから、そろそろ学業でも知名度を上げてもいいのではないかと思います。明るい学校なので、頭の良い生徒さんも楽しく勉強できると思いますよ。
まあでも、開智(旧埼玉第一)にしろ大宮開成にしろ、県内有数のおバカ学校と呼ばれていたところが、今では旧制中学を脅かす進学校になってきました。当時を知る世代からすると、考えられない事態だと思います。
花咲徳栄は全面的に進学率をアップさせる気はないかもしれませんが、「そろそろ東大くらい出てもいいのではないか?」「そのうち難関国公立が何人も出て当然な時代が近々来ます!」という校長先生のお言葉から、それなりの意気込みは感じられます。
東大を出すには、せいぜい
偏差値62〜65程度の人材ではとても無理です。70超えてる浦和や一女、大宮、春日部ですら東大は至難の業なのです。
α70で入る生徒が磨けば光る原石であれば、あとは教師陣の腕次第といったところでしょうか。
α70相応の生徒が来てくれるのか、それともαコース上位者を無理やりα70に繰り上げするのか。上位者を無理やり繰り上げるとしたら、ただ形式上クラス分けするだけ。学校が期待する結果は得られません。スポーツ同様、学問も素材によって限界があります。素材の良い生徒を集めなければ、新クラスに意味はないでしょう。
同じ
偏差値70でも、系列校の栄東はうじゃうじゃ。かたや花咲徳栄は、今まで70ある人なんてゼロ。そんな学校でアルファ・ナナマルの知名度はどうでしょうか。
でも、もし入ってくるとしたら勇気ある生徒さんですね。栄東トップクラスのような受験戦争の雰囲気はないでしょうから、モチベーション保つのが大変そう。
先生方に東大へ導く力があるのか未知数だけど、勉強はもちろん、そうしたハイレベルな環境をととのえてあげるのが必要ですね。
ふつう70もあれば浦高とか一女、大宮、川越、春日部・・・過去に十分実績のある進学校を選ぶ。あえてうちを選ぶ人がいるとしたら、何か特別な理由があるのかな。
学校も、もしそんな人材が受験してくれて、アルファ・ナナマルに選抜するとしたら、3年後にはそれなりの結果が求められる。学校がしっかりした環境をととのえるべき、というご意見には賛成。
でも、
偏差値70以上の人なんて受けてくれるのかなー?(来てくれたら頑張ってほしいけど)
7月10日の教育・塾関係者向け入試説明会をネットで紹介した塾があります。これを読んで「どれどれ」と興味を持って学校説明会に行った頭の良い中学生さんがいたら、もしかしたら、でしょうね。
スポーツでは十分に有名なのであとは勉強で一旗あげてくれれば、花咲徳栄の未来が一層明るくなります。