偏差値的にはそんなに変わらない気がするけど、内申(女子が恐ろしく高い)と倍率の面で市浦の方が難易度は高いと思います。
いや、2000年代入るくらいまでは浦和西>浦和市立でしたよ。市立なので、旧浦和市民が優遇されてたため、市外(例えば旧大宮市)からは受験を避ける傾向もありました。
2001年にさいたま市が出来て、2005年には岩槻がさいたま市となり、市立のメリットを享受出来る受験層が拡大したこと、2007年に中高一貫化したことで進学実績も向上してきたこと、中高一貫の影響で高入生の定員が減ったこと、の3点が、市立浦和の
偏差値向上に寄与したと思います。
公立は進学実績や
偏差値がどうしても外部要因に依拠しますよね。浦高なんかも推薦入試導入で一時没落。その後、推薦入試を廃止して全県一学区にして復権。しかし、その影響を受けて川高が今度は凋落…。
春高OBですが、埼玉県の中学生の進学実績向上にパブリックセクターとして応える施策が重要と思います。共学中高一貫がそれに資するなら多いに賛成です。男子校のまま中高一貫で成果が出るならそれもありでしょう。
あとは公立の教員の質の向上ですね。春高の教員は熱心かも知れませんが、大学受験の結果に繋がらなければ仕事してないも同然ですよね。東大合格10名以上と外部に公表しておきながらそれを達成出来ないまま放置しておくのは、民間の発想ではあり得ないです。具体的にどうやって達成するのか、真剣に考えて欲しいと思います(公立の校長って普段、何をしていて、何が評価されるのでしょうか?全くもって謎です)