受験は周囲との話し合いを避けられません。周りに良識ある大人がいれば、
偏差値が20も下がる高校に志願先変更することをまず容認しません。不動岡から変えたければ、その地区に限らず別の地域の県立を含めてランクダウンを検討するのが常識的であり、不動岡から羽生第一という選択肢はまず浮上しません。倍率の余裕は検討材料ではありますが、それ以上に重要なのは自分の合格可能性です。不動岡と比べ確実に合格しうる高校に変えればよいだけで、
偏差値20も下げる必要は本来ありません。「大宮から羽生第一に変えた友達の学校の子」については周囲に適切な助言者がいなかったと言う他はありません。まず大宮をめざしていた人が倍率等のためにいきなり志望を羽生地区にするのは不可解です。このように、不動岡、大宮から羽生第一へ変更というのは可能性が低く、そう起こりうることではありません。その高校の
偏差値や受験者数には相応の理由があり、仮に
偏差値をそこまで下げて入学すると、後悔する可能性が高いからです。
羽一の大学推薦枠は豊富ですが、大宮や不動岡には及びません。まず大学推薦枠のランクが異なり、羽生第一内で上位でなければ得られない推薦を、不動岡や大宮では中位レベルで得られることが多いです。また仮に推薦が取れなくても大宮や不動岡に受かるなら、三年後の一般受験で平均以上の大学に行ける可能性は高いので、そこまでランクを下げる必要はありません。さらに、県立高校の願書には保護者の認印が必要であり、親が認めないなら諦めるしかないです。大幅にランクを落とした高校に入れば上位でいられるかもしれませんが、周囲の学力も進路意識も全く異なる環境で過ごさねばならず、近さのために志望校を大幅ダウンするなど普通しません。それが分からなくて大幅にランクを下げたなら仕方ないです。
来たとしてもごく僅かでしょう。
偏差値の低い高校には相応の学習環境しかないので、普通は自分の学力相応の高校を選びます。本当に本人の努力次第なら高校なんてどこでもいいのですが、環境の重要性に気づけない人は近さで高校を選ぶようなことをします。つまりわざわざ不利な環境を選んでいるというわけです。当然、努力したところで学習効率は下がります。他の高校で学ばれていることを自分の高校では学べないといったことが起こります。これをわかった上で、よく考えて決めたというならその人が「ごく僅か」に入るのでしょう。
だから全員ではなく数人といっていますよね?
偏差値が低くとも、
学校生活や雰囲気などでも仕方なく選ぶという方もいるのではないでしょうか
1人くらいだろうから数人とさえ言えないのでは?と言っているのです。羽一の場合は提出物の期限やバイト等の校則を守れない人が多いですが、そういう「雰囲気」や「生活」に憧れて、大幅に
偏差値を落として選んだというなら何も言えません(そんなのどこの高校にもいると思われるかもしれませんが、高校生が皆そんなに不真面目と思ったら大間違いです)。そういう環境であることを見抜き、あくまでも勉強をする気のある人は羽一を選びません。これまで数回にわたる長文で大変失礼ながら、もうこれ以上の返信は致しません。入学されるならどうか、誠実に高校生活を送り真面目に勉学に励むことを勧めます。