上尾高等学校 - 埼玉県 公立

部費は月何百円かで、何千円ということはないでしょう。学校によっては無料ですがいくらか集金していることが多いです。最初に必要な道具として扇子、袱紗(ふくさ)、懐紙、楊枝等を「袱紗挟み」とか「懐紙入れ」とか呼ばれるポーチかセカンドバッグ状の物に包んでセットで5000円くらいです。
着物は正式なTPOに合ったものを部員が着用することは学校茶道ではまず無く、和装としては文化祭のお茶会のときに正式な着物に模して浴衣(ゆかた)を着用するのがせいぜいです。それも学校によっては制服でやります。浴衣は市販の安い物でも構いません。
一般的と思えることを述べました。その学校により、また、年度により、いろいろですからよく説明を聞いてください。

学校により、また、年度により、本当にいろいろですが、部員のその人だけが使うものはその人の個人負担となることが多いと思います。袱紗挟みやその中に入れる袱紗や扇子、懐紙等はその人だけが使いますし、お茶をいただく前に食べるお菓子はやはりその人が消費するのでその人の負担で妥当とされているんでしょうね。
着物は学校の文化祭ではなくて一般の合同茶会にある高校茶道部が席持ちで参加していて部員が皆着用していたのを見たことはあります。こういう場合も着物は個人持ちでしょう。都内の私立高校で一般の茶道人と一緒に参加するので正式な服装だったのですね。
茶道で使う水指は部員皆で使うので個人負担はないでしょ。茶道に欠かせない抹茶は消耗品で生徒会から分配される部活動費からは支出できない決まりになっていることもあります。その場合、集金には抹茶代も含まれていますね。
浴衣(ゆかた)を着用する場合はやはり自分持ちでしょうね。しかしこれも学校関係者のなかにそのときだけ浴衣を提供してくれる人がいたり、着付けも保護者であるおかあさんが無料で奉仕的にやってくれる例もあります。基本的には浴衣を着用するなら浴衣は自分持ちだし、事前に着方にも習熟しておく必要がありますね。
茶道の流派や先生によっては浴衣はフォーマルな和装ではないので着用を認めないこともあります。それでも部員が文化祭の日に自分で着て看過されてるケースもあるようです。着付けの協力や点検が他の人から得られないから余計着付けに慣れてないといけませんね(笑)！