10月16日分の回答の中で学校名の挙がっている岩槻北陵(いわつきほくりょう)高校(漢字は「陸」ではなく「陵」が正しい)、桶川西(おけがわにし)高校、北本(きたもと)高校ですが、上尾橘(あげおたちばな)高校と同じくいずれも男女共学の普通科の県立高校ですね。どの高校でも今回の入試では
面接があるから中学校で単願受験のための
面接練習を既にやっていたらその練習を生かせますよ。学力検査(5教科。2022/02/24木)であまり得点できなかったとしても翌日の
面接(2022/02/25金)では気持ちを切り替えて自己アピールできます。特に
面接の準備はしていないという人でも自分自身について質問されるのでそのまま臨んでもいいくらいです。各高校で志願理由は必ず聞かれます。この高校の単願の
面接でも志願理由は質問されるでしょ。
私は上尾橘高校の関係者ではありませんし、この高校を悪く言いたいわけでもありませんが、この高校は共学校なのにそのことを生かしきれていない様子なのが気にかかります。男女隔離しても男子校の良さを出すには実際に共学校なのですから中途半端になるでしょうし、女子校の欠点を持たないにしても(←女子校に欠点があるとして)他の共学校より優れていることにもならない。
上尾橘高校は地理的にこの高校に近くこの高校から歩いてもいけるくらいです。
偏差値もかけ離れていないし、医療のセカンドオピニオンのように
説明を受けて検討すべきだと思います。合格可能性も高い。中学校の先生が単願をすすめるのは超絶忙しい先生方の都合もありそうですが、受験者にとっては自分のこれからのことだしお金のかかり方も違ってくるし、何より複数の選択肢の中から選びとったという経験が意義があるのです。
秀明英光高校だって比較した上で選びとってほしいでしょう。
10月16日の回答欄の中に単願の理由を聞きたいという書き込みがありましたが、私も聞きたい。そして私には予想があります。単願を考えている人がもしもありのままに答えてくれたとしたら、「中学校の先生が勧めたから。」これ一つだけじゃないでしょうか。中学校の先生が自分のために不適切なこと、間違ったこと、ためにならないことを勧める訳がないと思えて。教育の専門家だし、って?しかし同じく学校の先生である高校の先生方は同じ見解は採ってはいませんよ。上尾橘高校について悪い高校という認識を定着させておこうとするかのような高校受験への対応はこれだけは明らかに不適切です。他の人もコメントしているように悪い高校じゃないし。それどころか上尾橘高校や岩槻北陵高校は「学び直し」を標榜しています。もしも中学校でよくこなしきれなかった学習内容があってもそれも含めて対応できます。学校名の挙がっている受かりやすい高校からは現役の国立大学進学者や在学中に英検1級に合格した人も出していますよ。
この高校を志願先候補に考える人なら所在地から上尾橘高校は比較的通学しやすいでしょう。高校の学力や合格しやすさは固定したものではありませんが、今のところ上尾橘以上に岩槻北陵は合格しやすいです!桶川西は毎年コアなファンがいて倍率はたいがい1倍を超え、なかなか定員割れまでは起こしません。正直なところ高校受験突破力に超絶自信のない人は、単に倍率が低めだというだけでは安心できず、定員割れしていてほしいところでしょう。北本高校は定員割れの年もあるのですが、間欠泉のようにときどき倍率がやけに高くなるのです。上尾橘は今回も定員割れの可能性があるし、上がってもあまり高くはならないだろうし、だいたい合格できるんじゃないですかね。もっと安心したければ岩槻北陵といったところだと思います。
北本高校は噴水のある高校、桶川西高校は淡水魚の水族館があって池袋のサンシャイン水族館にも幼魚や卵を分けたこともあるという高校ですね。