主に
数学ですよね。
理数と普通で違ってたりしてませんか。
個別または習熟度別、学力別なら実施可能でしょうが、ちょっと運用が難しそうです。課題が休み明けテストの範囲になったりすることもあるでしょう?課題を個別化するとテスト範囲を統一できない不都合が生じるわけで。学校は、学力別に区切る塾と異なるので効率は落ちます。同じ授業で不得手な生徒に理解させたい一方で、上のレベルもガチで引き上げなければならず、授業だけでは両立が困難なので、それを補うために基礎から発展まで課題を膨大にせざるを得ない、とみています。もちろん、貴方様からはそんなことわかってるよ!と聞こえてきそうですが。とはいえ、他校に比べれば少なくなったと聞いてました。
例えば2022(昨年)受検時の
数学でいえば、20点位から7〜80点近く(推測)まで同じ一つのクラスに散らばってるかと。
数学の
偏差値40代〜70超まで、苦手な生徒と得意な生徒の幅が広いから、授業の進め方も難しい、結果として課題で補わざるを得ない。理数科と言えども
数学は苦手という生徒さんいそうですよね、入学時3〜40点とか。教師の立場に立てば
数学が不得手な生徒たちに諦めてほしくない思いは特に強いのではありませんか。だから、とても簡単な宿題も多く出題せざるを得ない。
難関私学ならそんなことないと思うかもしれませんが、
数学ができる子はやはり物足りないそうです。一方、苦手な生徒はサポート目的で補助的な学習(塾・予備校・別途教材等)を自らやるのが一般的なようです。
貴方様は、立派なリーダー的資質をもっておられると思います。一方、上で述べた事情のほかに教師なりの考え方もあるでしょう。必要悪と割り切っておられるかも。また、生徒さんのお考えも十人十色かな。抗議する時間があったら、さっとやり切ってしまったほうがいいかもしれません。簡単なものは、時間を決めて準備体操のように毎日片づけたり、他の科目の合間合間の休憩時にやるなど、極論すると頭を使わずに、手が勝手に動くような感覚でできてしまうくらい体に刷り込むというか、ゲーム感覚で楽しむというか。
学校外に目をむけてもらうと、きっといますよ。貴方様のようによく出来る生徒たちです。やっぱり、さっさと片づけてるのですよ。本当に驚くくらいの速さで。世界は広い、クラス首位とか学年首位くらいで満足してたらあまりにも勿体ないです。もちろん、不得手だった科目が得意になったとの体験も甲乙つけがたい素晴らしいことなのは言うまでもありません。
長くなりました。色々な見方があるでしょうから、一つの意見として何かの参考になれば幸いです。
>仕方なくこうしている・・・
違うと思いますよ。基礎・標準・発展と3つの難易度に区分すると、本音では、履修済み分野は発展問題中心で未履修分野は基礎と標準を主にしたいところ。休み明け以降、より進度をあげて進めたいから。簡単な問題を減らして応用を増やしたい、と同時に課題量も本音ではもっと増やしたいはず。上位校は一層進度が早い。一貫は言わずもがな。それらにキャッチアップするためにも課題をドーン。基礎を減らしたらその分標準応用を増やすでしょう。受験は甘くないですから。
質より量。特に、合格に必要なレベルから逆算したら、発展・難問を課題としてより多く出したいのが本音。
でも、それでは課題に対峙できず、結果として
数学を諦める生徒ばかりが増えてしまう。ついてきてもらうためには基礎的な問題も多数盛り込まざるを得ないのではないでしょうか。
卑近な例で恐縮ですが、私の職場では理系院卒(一部学部卒)が大半で文系学部卒は本当に少ないです。この傾向はもう何年も(文系卒は東大京大位です)続いています。総じて、文系御用達職種の採用人数は年々減少傾向にあるのかもしれません。
SSH第二期の指定、おめでとうございます。
このたび学校のサイトで校長先生の終業式の講話を拝見しました。生徒の将来を考えたらこれしかない、慧眼です。協働経験や、文理融合で学ぶSSHはむしろ文系学部に進む生徒にこそ意味があるでしょう。そういえば、仮に文系であってもデータサイエンスの切り口をもっておられたほうがいいかと。
なお、体力もしっかりとつけてください。ほんと、忙しいですね。
数学は毎日やることをお勧めします。進路を狭めないためにも。全国コンテスト(?)に出場してもよいのではありませんか。講習、補習などうまく活用してください。先生にドシドシ添削してもらったらいかがですか?
貴方様の北高での生活がより一層充実したものになることを心より祈っております。
ご返信ありがとうございます。
「文系に進むから
数学は勉強する必要はあまりない、苦手なままでよい」(SSHの指定校であるため
数学にこの傾向が強く見られているものの、文系にとっての
数学に限らず、自分の進路と関連の薄いという印象がある教科に当てはまるのかもしれませんが)という考えを持つ生徒がいることもあり、彼らにも理系の生徒と同様の
数学力をつけてもらいたい、という意図があり、基礎標準発展と幅広い範囲の課題を出しているということでしょうか。私の友人にも定期テストの際毎回のように赤点をとり補習や再テストを受けていた生徒はいましたし、そういった生徒に
数学を少しでも得意にさせるためには、このように強制的にやらせるしかないというのは納得できます。
しかし、このような意図があるのならばしっかり説明していただきたいものですし、やはりすでに
数学が得意である生徒は履修範囲の基本程度ならばやる必要がなく感じます。尤も、それこそ「質より量」であると言われてしまったら何も言い返せないわけではありますが。
何はともあれ、ご教示いただいたようによりよい進路のためには日々の勉強は不可欠ということで、精進して参ります。
先生とお話をすることもいいかもしれませんね。
>彼らにも理系の生徒と同様の
数学力をつけてもらいたい・・
さすがに、
数学受験が不要な生徒に、そこまで望んでいないでしょう。
せめて、高卒と呼ぶに相応しいレベルまでは身に着けてほしいといった程度では。進研
模試で言えば、平均より下程度。(感覚がずれていたらすみません)理系
数学には全く及ばないと思います。赤点って余程でしょう。
数学に時間をかけずに、文系科目に注力してるかもしれないけど、頭の使い方が暗記に偏りすぎて、論理的思考力が伸びない懸念を感じます。バランスよく頭を鍛えたほうがいいと思う。いくら受験科目に関係ないとはいえ、せめて基礎問題位はできないと、大学に行っても辛いのではないかな。
具体的な量がわからないのに、私が口を挟むのもたいがいにしなければいけませんが、
容易な問題が大量にあるなど、貴方様の志望大学にあったレベルの問題演習に時間を費やせないのなら確かに問題ですよね。
今時は国公立であっても
学費が高いですが、経済的な事情がある場合に
数学を諦めると選択肢が狭まりませんかね。
質より量とは言いすぎました。ただ、その背景には、地方の「公立」高校生たちの凄まじい努力をみていたことがあったからなんです。大学進学=親元を離れるので国公立しかいけない生徒ばかり。
数学を棄てるなんてできない。入学時
偏差値50あまりで入れる学校(
偏差値輪切りで上位層はほぼいない)だけど、なんと使っている副教材は青チャート他、だそうです。学校全体で青チャートに必死にくらいつく努力を重ねてるそうです。レベルは全県平均点位から上位層は60ちょいくらいまでですよ。白でも黄でもなく、青。かなり苦しいだろう。それがいいか悪いかどうかはともかく何年も継続していること自体、学校に確固たる信念があるのでしょう。基礎的な問題をまずは、何周もやってるんでしょうか。地方の生徒は全体の半数以上が国公立に進学するケースは珍しくありません。前述の学校でも1/3以上の生徒が国公立に進学してます。勉強時間はかなり長いと思いますよ。1年生のときから。
世の中は広いです。地方の高校生たちも本当に頑張っています。志望大学の見学などを通してイメージを膨らませ、ゴールを意識して勝ち取ってください。
貴重な勉強の邪魔をしました。