追検査
過去問の難易度は原則として同難度で作られています。とはいえ、全く同難度で作るのも至難の業のようで本試験より紙一重難しめの問題も。作問者もいろいろバイアスがかかるから仕方ない。また、中学生さんにとっても初見の問題は難しく感じやすいこともある(ゲームでいう初見殺し)。同一母集団で平均をとれば追検査のほうが2〜3点から10点位下ということまであるかもしれない。
だから、多少点が下がるのは仕方ない。目的は、自分ができない部分を探ること。
少々難度が高くても、初見でも慌てないように慣れておいたほうがいい。
傾向に多少違いがあったとしても、それは追検査だから、追検査しか新傾向を出題せず、本試験ではどうせ出題されない、などと都合よく解釈してはダメ。
本試験でも同様な問題を出す可能性はある。
そのためにR5年度までわざわざ追検査も県民に「公開」している。作問者ならそう考えるだろうね。
理社は間違いをすべて抑える。
数学は点をとれそうなところからしっかりとる。何か途中まで書いて部分点でももらいにいく(残り短いので、出来そうもない問題に時間をかけすぎない)。
越北では最近は少なくなってしまったけれど、数年前まで主に上位層の先輩を中心に電話帳と言って全国公立高校の入試問題を掲載した分厚い問題集に取り組んでいた。揃えるとかなりの高額になるので敬遠されてしまったのか、今は、県トップ高の志願者を中心に利用されているようだ。その目的は、様々なタイプの問題に触れることによって「初見殺し」への遭遇確率を下げるため。以前の投稿で追検査や他県の入試問題のリンクを貼ったのもそのため。
時間に余裕があれば都立高の理社(難関校も共通問題)など。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/problem_and_answer/index.htmlあと、もうちょっと。