慶應の高校では医学部推薦は人気なのでどの高校からでも定員目いっぱいです。現在志木高からは7人までと決まっています。
理工、薬、看護は定員割れしています。
これらの学部は3年の選択で履修する科目が決まっているので文系選択から途中で転ずることはできません。逆に履修したまま文系に転ずることは可能です。
理系志望でこぼれて文系に進むということは現状ではほとんどありません。理科系、数3など選択科目をその通りにとっていて卒業できればいずれかの理系学部に進むことは可能です。
ちなみに医を除いては内進では法学、次いで経済が人気です。
推薦に必要な成績はおおまかに医>法>経>理工で内進でも外部受験の人気と
偏差値の序列とほぼ同じですが、人気と
偏差値が低いからといって理工は楽だということはありません。入るまでと入ってからが大変だからこそ人気が薄いということは志木高に入ってレポート課題を浴びせられればわかると思います。
理系選択授業は大変難しく、実験レポートも膨大と聞いています。迷うことなく理系を選んだ生徒さんが理工学部を選択している印象です。また、校内成績と内部進学先の
偏差値は一致しない生徒さんもいます。3年間受験勉強ではない学問と向き合い、自分のやりたい事がはっきりしている生徒さんは、親を説得してでも自分の勉強したい学部を選びます。学校HPの卒業生のコメントは大変参考になりますので、御覧になってみてください。