意欲があればできるようになれます。和国の
英語の授業は基本的に文法事項はやらず、殆どスピーキング重視の授業を行なっています。しかし、自然な英会話というのは、単語や文法の知識があって初めてできるものなので、ネイティブではない限り、
英語を「文法的」に学ぶことは避けられません。私の代では文法事項などは家でやってくるように言われています。そのような努力をして初めて「自然に」
英語が話せるようになります。
私が外語の授業を通して身につけられた力は主に三つあります。
1つ目は、物怖じしない力です。
私の代の
英語の授業はプレゼンやディベートなどを主に行なってきました。当然クラス全員の前での発表になるので、初めはとてつもない緊張感や不安感に襲われましたが、数を重ねていくうちに普段と変わらない調子で話せるようになりました。
中学の時の、人前に立つだけでめまいやたちくらみがする重度のあがり症?だった自分と比べると、とても成長した自信があります。
二つ目は、幅広い知識の取得です。
プレゼンやディベートでは、日本全体や世界中で社会問題として提起されている話題を扱うので、理路整然とした発表をするために様々な情報、意見に触れて自分たちの見解をまとめます。その過程の中で、今まで関心を持っていなかった分野の話題の知識を深めることができます。様々な分野の教養を持つことで、一つの話題に対して多面的な考え方ができるようになるので、より客観的な見方ができるようになります。
三つ目は、(当然といえば当然かもしれないですが)
英語力です。
学校での授業を通して、瞬発的に
英語が話せるようになりました。
過去の自分は、
英語を読む、聴く→日本語に変換→日本語で返答を考える→それを
英語にする
の手順で話していたのですが、徐々に
英語を読む、聴く→
英語で返答
と、
英語を理解してから話すまでの時間が短縮されていきました。これは、ほぼ毎日
英語に触れる機会がある和国だからこそ得られた力だと思っています。
長くなってしまいましたが、私が外語に通ってできるようになったことは、主に上記の三つの項目です。