以前、塾講師をしていた者です。
ご自分の成績を客観的に判断して私立専願をお考えとのこと、受験生にも関わらず柔軟な思考をお持ちの様子、素晴らしいです。また、ご両親をきちんと尊敬している点も立派です。
さて、ご質問の件について、必死で頑張れと言うことはたやすいですが、塾講師としての見解を述べてみます。私のこれまでの経験およびデータから考えると、国立大で合格する生徒のほとんどはA判定をコンスタントに取っていました。ごくたまにC判定から合格する生徒もいますが、かなりレアケースです。私立大学は逆転合格するケースはありますが、国立大はほとんどないと考えて良いと思います。残念ですが、D判定から合格した生徒を私は知りません。国立か私立を決めるタイミングとしては、夏休みのオープンキャンパスで決める生徒をかなり見かけました。最後までレアケースを信じて国立大にこだわった生徒もいますが、逆転合格はありませんでした。
国立と私立は経営母体が異なる程度であり、大学生がその違いを感じることはほぼないと思いますので、自信を持って私立専願にされても何の問題もないと考えています。また、社会人としての意見としては、大学は通過点に過ぎず、過度に高望みをする必要などないと考えています。大学でどのような人に出会い、どのような経験をして成長できたか、これが大学に行く大きな意義だと思っています。
偏差値とは単なる最低合格者のレベルに過ぎず、そこにこだわり過ぎる必要などないと思います。
ご健闘をお祈りしています。