単願の倍率や合格者平均点、最低点などは一切公表されていませんのでわかりません。
ただ、単願ですから一般受験と比べるとボーダーは相当低くなると思われます。
それでも単願制度を作ったのは一般入試だけでは予定の入学者を確保できる保証がないからです。例年、定員の10倍近い合格者を出していますが、本命校に受かればそっちにいってしまうので、入学者が定員を満たす保障はありません。単願なら確実に入学者を確保できます。
それともう一つ、単願だと「この学校に入りたい」という強い意志を持った生徒を確保できます。
そういう事情がありますから、ボーダーは低くても単願制度を作っているのです。
単願で落ちる人は滅多にいません。人並みなら落ちることはまずないと思います。
倍率は入試案内に出てたはず。
確か2倍くらい。
受験生にとっては一般受験よりボーダーが下がるから狙い目です。また、学校側にとっても便利な制度です。なぜなら、私立学校にとっては入学者の確保は経営上一番重要な問題だからです。そういう意味で確実に入学者を確保できる単願制度は学校側にもメリットのある制度です。
高校単願は、受験資格が中3の12学期の内申平均38以上ですね。5教科オール5でも他が3ならダメ。
それで倍率は2倍強。それなりには優秀でないと合格難しいかな。
一般受験では合格者がほとんど本命校に流れてしまうから定員割れする恐れがあります。
だから単願募集をするんです。
一般入試だけでは、難問が解けるだけの生徒も入ってきてしまう。そうではなく普段からコツコツと内申点のよい生徒も入れたほうがバランスよくなるという面もありますね。
いくら単願受験でも答案用紙が白紙、氏名、受験番号が未記入、試験中不正な行為をしたなどの場合は不合格になりますよ。