原因は幾つか考えられる。
1入試直後は不安なため多くの受験生が自己採点の点数を書き込む。当然のことながら実際の得点とは解離していることが多い。記述問題の点数をまったく入れてなかったり、自分の予想の点数で入れてたりと様々。合格発表後に開示請求すれば正確な得点がわかるけど、開示得点を書き込みする人は少ない。
2内申の付け方がそれぞれの中学で差があるので、全体的に内申高めの中学は一律にマイナスされ、逆に低めの中学はプラスされるが、この調整点を計算に入れずに内申の素点で計算していることが多い。10点近く調整が入る場合もあるので注意が必要。
3前期選抜では内申と当日点の合計が定員の80%以内が先に合格。残りの20%は自己表現30点分の点数を加算しての判定。ボーダーライン付近にいる場合、点数次第ではここで逆転合格が可能。ちなみに自己表現の点数は開示してもらえない。
4後期はどの高校も同じ判定方法で、内申と当日点の両方(合計点ではなくそれぞれの点数)が定員の80%以内の人が優先的に合格する。そのため合計点が同じか少し上でも、内申と当日点がアンバランス(内申が極端に高くて当日点が低いとか、その逆も然り)だとそこで合否が分かれることがある。
5国際科の場合、
英語が1.5倍になるので、素点が下でも
英語の得点によって逆転合格が可能。
ざっと思いつくだけでも、これだけの原因が考えられるけど、一番大きい要因は1だと思う。