立地的な要因が関係しています。
成国は学区の2番手校です。佐倉市や成田市周辺からは船橋や佐倉に通学可能なので、
偏差値60後半〜70くらいのトップクラスの生徒の多くはそちらを目指します。
佐原は学区トップ校です。香取市や銚子市周辺の生徒にとって船橋は学区制限で受験できず、佐倉もやや遠い。実質的な通学圏内にある最上位校が佐原です。成国よりも佐原の方がトップクラスの生徒が集まりやすい要素を持っていて、進学実績が良いのはこのためです。
成国の人気の理由は、社会のグローバル化、進学に力を入れるようになり以前より進学実績も向上してきていること、明るい校風、大学入試改革で
英語力を求められるようになること、等でしょうね。
佐倉と佐原では
偏差値が違いすぎます。佐倉は今は
偏差値71とも言われています。それに佐倉はSGH、SGHなどやや遠くでも通う価値のある高校なので佐倉を目指せる
偏差値がある人はわざわざ佐原にまで下げないでしょう。
成国は
英語力を高めたい人や明るい校風でイベントが盛り上がるので人気高です。
質問者さんがおっしゃるように進学実績では佐原が上なので自分合う高校を選びましょう。
国際科は
英語好き生徒がかなり集まっている為進学先も
英語系多となり1つの大学に毎年1クラス分くらい進学もしています。よって普・国際科の合算の
偏差値は下がるのは当然。普オンリー校と比べても意味がない事です。
遠くでも通う価値のある高校を狙えるなら、わざわざ
偏差値下げた近くの高校を志望しない。理想としてはそうかもしれない。けれどもそれが「当たり前」ではない現実もある。
知人のお子さんは母子家庭の家計を気遣って、確実な公立高校合格と交通費の節約のために、実力よりもワンランク下の地元の高校を自ら選んだ。1年からコツコツ勉強して国公立に行ったよ。
人それぞれ置かれてる状況や価値観がちがうから、
偏差値や進学実績だけでなく、アクセスや校風など様々なことを考慮して自分に合った高校を選ぶべきだと思う。