偏差値とは固定的なものではなく、その
模試を受けた人の中で、どの位置にいるかを表します。V模擬の受験者は通塾層が多く比較的学力が高めなので、学校で受ける実力テストよりも
偏差値は3くらい低めに出ます。
例えて言うなら県大会の順位と全国大会の順位の違いといえばイメージできるかと思います。
ご返信ありがとうございます
V模擬が出してる高校自体の
偏差値も低く出ることがあるのでしょうか?そこらへんがいまいち理解できてなくて、教えていただけると嬉しいです
そういうことです。分かりやすいように少し極端に説明しますね。
学年トップから最下位までで100人いたとします。そして、ある高校の合格の目安が100人中25位あたりの学力だとします。
このメンバー100人全員が受けるテスト(テストAとします)と、成績上位の50人だけが受けるテスト(テストBとします)があった場合、テストAでは上位25%以内が合格圏内で、テストBではちょうど真ん中で合格圏内ですよね。
この場合、この高校の合格ラインはテストAでは
偏差値57〜58、テストBでは
偏差値50になりますが、どちらも「本当」なんです。
同様のことが実力テストとV模擬にも言えるのです。ありとあらゆる学力層が受ける実力テストと、学力上位層が多いV模擬とでは、自分の
偏差値も合格ラインも違って来ます。
大体の目安として
偏差値60が受験者の中で上位16%、
偏差値55が上位30%となります。ご参考までに。